清水洋氏への公開質問状について

2008年6月25日  日本共産党長野県議団

 日本共産党長野県議団は5月21日、「高校改革プラン研究会に関する議会運営についての申入れ」を、議長が中国へ出張中のため牛山副議長あてに行いました。この内容は県議団のホームページ「奮戦情報」に掲載してあります。

 この申入れに関して、清水洋氏が5月23日のブログで、事実に基づかない内容を掲載していたので、6月13日付けで別添のとおり「公開質問状」を送付しました。

 これに対して本日(6月25日)清水洋氏より「回答書」が送付されましたのでお知らせします。

清水洋氏へ送付した質問状



公 開 質 問 状

清水 洋  様

2008年6月13日
日本共産党長野県議団
団長 石坂千穂

 前略、貴殿の2008年5月23日のブログ、別紙同封の「清水洋 ある日ある所で」「誤解があってもいけないので」に掲載されている文書で「ここではっきりさせておきたいと」前置きし、日本共産党との違いを書いておりますが、事実に基づかない表現であり、厳重に抗議すると同時に以下の点について公開にて質問をいたします。6月23日までに日本共産党県議団まで文書にて誠意ある回答を求めるものです。

  1. 「もっと本音で言えば高教組の先生方の職場を何が何でも守る立場」と言っていますが、何の根拠でそのように断言されたのか具体的にお答えいただきたい。

  2. 「“子供達が可愛そうだ”というなんとも泣かせる理由で反対」と記されていますが、貴方はいかなる根拠で書かれたのか、お答えいただきたい。

  3. 「以前にも書きましたが衣の下に刃物が見えるのです」と言っておられますがどの様な刃物が見えるのか、箕輪進修高校の議論はどこでどの様に行われたのかお尋ねします。

  4. 反対の為の理由探しのために公開してほしい」とありますが日本共産党県議団は研究会に委員が参加し、公開しなくても中身は知りえる立場にあり、県民への公開を求めているものです。貴方は何の根拠にて「反対の理由探しに公開を求めている」と言われるのか、具体的にお答えいただきたい。(*)

以上



(*)なお、原文では 4.の項目番号が3.になっておりましたが、ここで訂正をさせていただきます。

清水洋氏よりの回答書

平成20年6月24日

公開質問状に対する回答書

日本共産党長野県議会議員団
 団長 石坂千穂 殿

 このたびは私のブログに対して公開質問状を賜りありがとうございます。
さて、しかしながら申すまでもなく私は今は一県民として市井において暮らすものであり、一私人のブログに対して公党の県議団として質問をいただいても回答すべく義務及び責任を負う性質のものでないと解しております。すなわち、そもそもブログという存在をどのように理解されているのでしょうか? 首長・議員等の公人ならいざ知らず一個人が立ち上げたブログは全く個人的な見解に基づいて書かれており、その内容については著しく名誉を傷つける等の場合を除き釈明すべき義務は無いと考えます、以上 私に対する公開質問状の回答とさせてます。

ところで現実数千万存在するとも言われるネット上のブログに対して貴団はその存在を把握し、時には今回のような質問をなさっているのでしょうか?  私はともかく、一般の方にこのような公開質問状を一方的に送付されることは、貴団にはその意図はなくとも、受け取る側の一般の皆さんは、公人である長野県日本共産党県議団からの質問とあらば、一種の圧力と受け取る誤解を生むのではないかと思われます。従って今後このような方法を取られるこもご一考されればと考えます。
なお、回答日については23日(本日)と一方的に指定されていますが、このような指定についても上記の理由からも従う義務はないと考えます。

今後このような質問をいただけるなら、私のブログにあるコメント欄にご投稿いただければより多くの県民の皆さんにご覧いただけるものと思います。何より一層公開度が高まるものと思われ、またそれぞれのコメントに対して広く県民の皆さんのご意見も聴取出来るものと思われます。何よりブログに対する質問・意見はブログのコメント欄で行うことがより公平で公開された行為であり、今やネット上では常識ではないかと思います。従って公開と題されるならその方がはるかによいのではと思います。

なお文末ではありますが、私 私企業の責任者として生活しており、多忙な故今後このような形で再度質問をいただいても回答できない場合もございますことを申し添えておきます。また質問状は公開とありましたが、現時点(6月24日午前9時)で貴団のホームページにもこの公開質問状は公開されておりません、どこに公開されているのかご教授いただければ幸いです。また質問が公開との事でしたので私のブログにてこの一切を公開させて頂きますことをご了解下さい。
かつての同僚議員として貴団及び議員各位の益々のご発展をお祈り申し上げます。

長野県 上伊那郡    
箕輪町 清水 洋 (印)