備前議員の監査委員選任賛成討論(5/23) |
塩尻市選出、日本共産党県議団の備前光正です。 私は5月臨時議会議案第1号監査委員の選任について賛成の立場から討論をさせていただきます。よろしくお願いします。 本議案は4名の委員のうち、空席の2名と本年5月20日をもって任期が終了する1名にたいして本臨時議会で選任をするというものです。 ご存じのように本県のこれまでに選ばれた監査委員は県職員OB、県議会議員、市町村長経験者から選任がなされてまいりました。こうした中、みなさんも記憶に新しい、「全米桜まつり視察」に参加した議員にたいしての住民監査請求がだされ、結果的に全額返還がなされる和解に至る運びとなる経過がありますが、このように従来の監査委員において問題が指摘されなかったものが、住民の指摘により全額返済になることからも、よりいっそう住民本位の立場に立った監査委員の選任が求められているといえるのではないでしょうか。
第一号議案に再度賛成の立場で討論に参加させていただきます。 共通の理由は先程述べた通りであります。そして特に松葉謙三さんの委員会審査での否決理由に、「県民税を納めていない」ことを掲げられておりますが、このことは欠格事項には全く関係のないことであり、選任に関わらず、近く軽井沢に居を構え、長野県に永住される予定の方であります。 このような方が、私たち議会の認めた予算が適正に県民のために使われているのかきちんとチェックをすることは至極長野県民にとって有益であり、また当然のことであると考えるものです。今、財政難がいわれるこの長野県にとって県民の血税がいかに県民本位に活かされているのか検証する上で実に得難い人材だと考えます。 以上の理由をもって賛成討論とします。 |