2007年2月議会一般質問 2月27日 小林伸陽

ヤミ金融・融資保証金詐欺事犯について

災害対策について

治水対策について

1 ヤミ金融・融資保証金詐欺事犯について警察本部長にお尋ねします。

 最近新手の融資詐欺事件が多発しております。本年になって私のところへ四人から相談よせられました。その中身は離婚や交通事故、失業などで住宅ローンや車のローン・教育ローンなどの返済に窮し、生活苦に陥っている皆さんです。昨日コンビニで週刊誌を見て融資の広告が掲載されているものを購入してきました。この一冊で十二業者の広告が掲載してあります。最高500万円まで0.9%の低利で融資、一括返済で生活再建、との広告です。この広告を見て電話をかけると極めて親切に対応をしています。家族の勤め先や親戚などを聞き出した後、アコムや武富士などのサラ金業者を紹介させて借りさせ、誠意を見るとしてその借りさせたお金を振り込ませ奪い取る手口です。この犯罪が堂々と週刊誌に広告を掲載していることが、これらの広告の掲載そのものが犯罪にならないのか。これらの犯罪の実態と取り締まりに付いて警察本部長お尋ねします。

(石井隆之県警本部長答弁)

再質問(略)広告が掲載された雑誌を本部長に手渡し、取り締まるかと聞く。

(県警本部長答弁)

再々質問(略)

(県警本部長答弁)

2 災害対策について知事ならびに林務部長にお尋ねします。

 昨年、南信地方を襲った集中豪雨は各地に甚大な被害を引き起こしました。天竜川では箕輪町の堤防の決壊、南箕輪では警戒水位を超え住民に避難命令が出されました。伊那市では橋が陥没。諏訪市・下諏訪町では2000戸はるかに超える人家が浸水する被害です。このような災害の原因は何か、県下の治水対策の実態と、今後の見通しについて知事にお尋ねします。

(村井仁知事答弁)

 今回の災害の特徴のひとつに、河川の氾濫もありましたが森林の崩壊が数多く発生しております。その原因と対策について林務部長にお尋ねします。

(加藤英郎林務部長答弁)

再質問(略)

(林務部長答弁)

3 治水対策について伺います。

 釜口水門への流水面積は531.2平方キロメートル、諏訪湖へ流入河川は15河川、其の内100分の1の基本高水が算出されている河川は、上川と砥川の二河川です。その基本高水の合計が1400トンとなります。その流水面積は約300平方キロメートルで、釜口水門の流水面積の約57%です。砥川、上川の基本高水流量が1400トンで釜口水門が600トン、天竜川の流下能力が400トンでは下流に行くほど水が少なくなる計算となり、釜口水門から放流すれば下流が水害、止めれば上流で水害を引き起こすことは当然です。釜口水門の基本高水600トン、天竜川の430トン改修の根拠について土木部長に伺います。

(原悟志土木部長答弁)

再質問(略)

(土木部長答弁)

再々質問(略)

(土木部長答弁)

 また、今後の天竜川、諏訪湖の減災対策について知事にお尋ねします。

(知事答弁)

再質問(略)

(知事答弁)

 比流量、砥川、上川の基本高水を流域面積で割ってみると1平方キロ当り4.65トンぐらいとなります。しかし駒沢川の1平方キロあたり流量は、なんと12.5トンで2.7倍もの雨量となります。辰野と諏訪で何故こんなにも雨量が違うのか理解ができません。その上、駒沢川の流域面積の約一割が分水嶺を越えて流れていることが、私の調査の結果でも判明しました。すでに私が指摘して四年が経過しているのに駒沢川の基本高水の根拠説明が有りません。これでは浅川の基本高水を含めて信頼できるものではありません。土木部長に納得のいく答弁を求めます。

(土木部長答弁)

 知事は浅川の基本高水は見直すことはありえないと言いますが、駒沢川の基本高水も見直すことはできないと考えているのかお尋ねします。

(再質問6回)略