TOPへ

奮戦情報

2012年度後半 奮戦情報

2月県議会に対する申入れを行いました(2013年1月29日)



2013年 1月29日

長野県知事
阿部 守一様

日本共産党県議団
団長 石坂 千穂

2月県議会に対する申入れ

  1. 灯油高騰で影響を受ける困窮世帯等(高齢者、障がい者、ひとり親家庭、生活保護世帯)への福祉灯油を実施してください。福祉灯油を実施している市町村への支援を検討して下さい。国に対して実施自治体への財政支援を求めてください。
  2. ウォームスポットを拡充し、県民への周知をしてください。
  3. 設置から40年を経過した老朽化したガソリンスタンドの貯油槽の改修が義務付けられるにあたり、閉鎖を余儀なくされるガソリンスタンドがないよう支援を検討してください。
  4. 新県立大学基本構想案のとりまとめをいたずらに長引かせることなく、これまでの議論を生かした長野県にふさわしい大学像を提案してください。
  5. 除雪体制の強化に努めてください。高速道路が通行止めにならないよう、除雪の強化を要請してください。
  6. 塩尻に計画されている信州F・POWERプロジェクトの適正規模を再検討し、有効な施設として機能するよう支援してください。
  7. 県の住宅リフォーム助成制度は、実施市町村のからの要望が強いため、県の上乗せによる使い勝手のよい制度にしてください。住宅リフォーム助成制度を実施している市町村では、今年度をもって終了せざるを得ない自治体もあるため、県の制度を早急に検討してください。


栄村の復興住宅を視察・村長と懇談しました(2012年12月27日)

 大雪の季節を前に栄村に震災復興住宅が完成し、仮設住宅や村外に避難されていた30世帯が入居しました。 党県議団は栄村の島田茂樹村長を訪ねて懇談、復興住宅を案内していただきました。
 住み慣れた集落のコミュニティの維持を大切にし、高齢者にも若い人たちにも配慮した住宅です。入居された方から「仮設住宅での不自由な暮らしから木のぬくもりのある暮らしへと夢のようです。大雪でも安心」との声をお聞きしました。



新年度(2013年度)予算要望(2012年11月26日)

日本共産党県委員会と日本共産党県議団は26日、阿部知事に対し、来年度の予算要望を行いました。


2013年度 長野県予算
要  望  書

2012年11月26日

長野県知事 阿部 守一 様

日本共産党長野県委員会
委員長 今井 誠
日本共産党長野県議団
団長 石坂 千穂

2013年度 長野県予算要望にあたって

  東日本大震災、長野県北部地震と福島原発事故から早くも1年8ヶ月がたちました。遅々としてすすまない被災地の復興や、無責任な原発事故収束宣言にもかかわらず、今なお16万人もの人々が住み慣れたふるさとに帰れない福島の現状に、多くの県民は心を痛めています。

 消費税の10%への増税は、社会保障の安定した財源確保にはつながらず、むしろ景気を冷え込ませ、国と地方の財政悪化を招く危険性があり、例外なき関税撤廃が条件のTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加は、日本の農業、医療、金融、公共事業をはじめとする各分野に壊滅的な打撃を与える可能性があります。また、沖縄の普天間基地に強行配備された垂直離着陸輸送機オスプレイの日本全土での飛行訓練が始まることとなり、ブルー・ルートが通過する長野県の空の安全も危ぶまれる事態です。

 経済情勢は景気の減速傾向に歯止めがかからず、9月の有効求人倍率は前月に引き続き0.80倍と雇用情勢も厳しい事態が続き、若い世代をはじめとする就職難が県内でも深刻な状況となっています。こうした経済・雇用情勢を受けて、本来本格的な対策を講じるべき国政の行方も定まらない中で、県税収入の確保、見通しにもいっそうの厳しい状況が予想されます。

 このような中で編成される新年度長野県予算は、何よりも現状の閉塞感を打ち破り、県民が希望の持てるものにしなければなりません。東日本大震災や福島原発事故の教訓を生かし、策定された「栄村震災復興計画」に基づく栄村の復興への支援を強めながら、よりいっそう県民の切実な願いを最優先し、県民の暮らしと福祉の充実をはかるものと成ることを願って、以下の項目を予算編成に反映されるよう要望します。


《重点項目》

  1. 東日本大震災及び長野県北部地震の被災者へのきめ細かな支援を、県としていっそう継続・強化して下さい。
  2. 東日本大震災に伴う原発事故への対応に万全を尽くし、風評被害や除染をはじめとする必要な対策経費は、国と東電に責任を持って補償させて下さい。
  3. リニア中央新幹線は見直し、中央新幹線の提案をはじめ、中央東線の時間短縮による利便性向上への積極的取り組みと、長野・山梨の県レベルを主体とした広域的な取り組みへの参画を進めて下さい。
  4. JR東海の飯田線の駅無人化方針に対し、公共交通としての役割を果たす上で、無人化を止め、利便性を高めるよう県として働きかけて下さい。
  5. 子育て世代への経済支援の有効な施策として、福祉医療費の「窓口無料化」を実施して下さい。
  6. 看護師不足解消のための対策を促進するために、県看護協会とも連携しながら、看護師確保対策室を置いて下さい。
  7. 再生可能エネルギー利用計画の数値目標達成のため、本腰を入れて取組んで下さい。
    特に、自然エネルギー産業に係わる製造業の育成支援を強めて下さい。
  8. 中小企業金融円滑化法の延長を国に求めるとともに、県での対策を講じて下さい。
  9. 農業や医療をはじめ地域経済と県民生活の各分野に多大な影響が出る、TPPへの参加に反対して下さい。県民に及ぶ影響について情報収集し公開して下さい。
  10. 県の住宅リフォーム助成制度は、実施市町村のからの要望が強い、県の上乗せによる使い勝手のよい制度にして下さい。  
  11. 内水対策の効果がなく、安全性が検証されていない現行穴あきダムは早急に見直し、砂防ダムへと大胆に変更して下さい。
  12. 欠陥機と指摘される米軍のオスプレイの飛行は中止するよう、強く国に要請して下さい。
  13. 「官製ワーキングプア」をつくり出すことのないよう、県の発注・委託事業における県の責任を定める「公契約条例」を、関係者の理解をすすめて制定して下さい。
  14. 教員の不祥事に端を発した一連の事件については、厳罰・新制度創設ありきにならないよう、現場を重視して進めて下さい。

《個別項目》

企画部

  1. 通学路安全点検の結果も踏まえ、渋滞対策のための交差点改良をはじめ、歩道の設置、パークアンドライド、トランジットモールなど、人と環境にやさしい交通政策を促進して下さい。
  2. 県内の地域公共交通の活性化と交通弱者の足の確保のための環境整備に努め、国にも予算確保を要請して下さい。
  3. 長野以北並行在来線存続のため、県として国とJRに地域公共交通を守るための積極的対応を求めて下さい。整備新幹線建設に関する政府与党申合せの撤回を含め、国とJRの抜本的支援のルールづくりに、関係県とも連携して取組んで下さい。
  4. 民間事業者や市町村が実施する公共交通事業への、財政的負担に配慮した支援を行って下さい。
  5. 第三次長野県男女共同参画計画(H23〜27年度)の目標達成のために力を尽くし、「男女共同参画社会づくり条例」の実効ある取り組みをして下さい。
    (1)各種審議会への女性の登用をはじめ地域における女性の役職比率を高めるなど、地位向上の促進に努めて下さい。
    (2)とりわけ遅れている県の教育部門、行政部門への管理職等への登用を、数値目標を定めて促進して下さい。また、そのためにも女性職員に対する研修の機会の拡充、働きやすい職場環境を整えて下さい。
  6. 国連子どもの権利委員会の勧告を正面から受け止め、幅広い県民参加の検討による「子どもの権利条例」の制定を促進して下さい。
  7. 県人権啓発センターについては、極端な同和偏重ではなく正常な人権啓発機関とするよう、改善して下さい。
  8. 消費生活条例がいきいきと効力を発揮するよう促進を図って下さい。
    (1)相談員の増員と待遇改善にいっそう努めて下さい。
    (2)一番身近な市町村の相談体制の構築と充実への支援をして下さい。
  9. 多重債務者の相談体制に万全を尽くし、セーフティーネット貸付の創設をして下さい。又、生活支援体制を市町村及び関係機関と連携して強化して下さい。


総務部

  1. 新県立大学の設置にあたり、長野県短期大学の発展的改組であるという現在までの検討と議論を踏まえ、県外の学生の流出を防ぎ、経済的負担の軽減を図るため、県内での人材育成に資する大学を目指して下さい。
    長野県らしい発信ができる大学として下さい。
  2. 県民生活にかかわる、県の各種手数料の安易な値上げは抑えて下さい。
  3. 引き続き県債残高を減らし、県民の目線に立って事業の見直しを進めて下さい。
    公共事業は借金の大本となる大型開発ではなく、生活密着型の事業を基本として、行財政改革を行って下さい。
  4. 地方財源確保のためには、臨時財政対策債に頼ることなく、地方交付税の大幅な
      増額を国に求めて下さい。
  5. 長野県行政・財政改革方針の実施にあたっては、地方自治体としての役割や県民
      サービスが後退することのないようにして下さい。
  6. 指定管理者制度については、国の通達や県民の目線に立って検証をし、福祉、教育など公的責任の重い部署は直営に戻して下さい。
  7. 団塊の世代の大量退職により専門性の高い職員が不足するため、計画的な採用を行って下さい。
  8. 職員の昇任、異動にあたっては公正・透明に行うと共に、専門職員の適正配置を行い(希望する職員は短期の移動を行わない等)、職員が県民のためにいきいきと働ける職場環境の促進に力を入れて下さい。
  9. 県職員の正規職員採用枠を増やし、行政嘱託をはじめとする非常勤職員の正職員化を進め、官製ワーキングプアを解消してください。
  10. 私学への県費補助の充実を図り、公立・私立学校間の格差解消に努めて下さい。
  11. 私立通信制高校・各種学校・専修学校等への県費補助を実施して下さい。
  12. 小規模町村への必要な職員派遣や支援を引き続き実施して下さい。
  13. 地域の活性化促進に役立つよう、元気づくり支援金の拡充を図って下さい。
  14. 「地方税滞納整理機構」に移行しなくても済むように、県と市町村が連携し、きめ細かな支援をして下さい。
  15. 税務担当職員への「ゲートキーパー研修」を充実して下さい。
  16. 住民税の減免措置、滞納処分の執行停止などの措置を徹底し、生活困窮者などへの支援を図って下さい。
  17. 所得税法56条の廃止を国に要請して下さい。
  18. 議員会館は県民にも開放しているため、障害者用トイレの設置をはじめバリアフリー化を促進して下さい。
  19. 「非核県民宣言」にふさわしく、非核自治体協議会への参加等、目に見える非核政策をさらにすすめて下さい。
  20. 非核3原則の法制化、国家補償による被爆者援護法の制定、治安維持法による犠牲者救済を引き続き国に働きかけて下さい。
  21. 松代大本営平和祈念館建設事業に、県としても支援して下さい。
  22. 自衛隊の募集を特別扱いする、県費での高校卒業予定者へのダイレクトメールでの送付は行わないで下さい。また、県のホームページでの募集は行わないで下さい。
  23. 自衛隊松本駐屯地の「自衛隊まつり」や県民生活に影響のある市中での軍事訓練などは行わないよう、国に要請して下さい。



健康福祉部

  1. 生活保護申請については憲法25条に立って無条件で受付け、自家用車保有等に関する改正点などの最新の情報を市町村に徹底する等、申請者の立場に立った対応をして下さい。
  2. 生活保護受給者の就労に対し、ハローワークや民間支援団体等と連携し、自立支援プログラムを充実させて下さい。
  3. 絆再生事業を継続し、生活困窮者支援に必要な経費の確保ができるよう見直し、充実をさせて下さい。
  4. 地域生活定着支援センターの体制を充実して下さい。
  5. 成人のひきこもり対策を充実して下さい。また、青少年自立支援を強化して下さい。
  6. 自殺対策の充実をはかるため、精神科救急の充実や、県民、とりわけ中高生、企業等への啓発を強化して下さい。
  7. 買い物難民、通院の足の確保、ゴミ出し困難など、高齢者の日常生活支援のあり方について、市町村等の取り組みを商工労働部と連携して支援して下さい。
  8. 長野県高齢者プラン第5期介護保険支援事業計画の推進に当たり、在宅では5,300人施設では3,200人の特養待機者がいるので、待機者の解消に努めて下さい。
  9. 短縮された介護保険の生活援助時間については、実情に合った改善を国に要求して下さい。
  10. 訪問看護師、介護支援専門員・ホームヘルパーなど、介護職員の処遇改善を国に働きかけて下さい。
  11. 介護保険の県独自の利用料の減免制度等の創設とともに、国に財政負担の引き上げ、低所得者向け減免制度の創設を求めて下さい。
  12. 宅幼老所の運営費補助の創設、宿泊費の県補助の引き上げを行って下さい。
  13. 看護師不足解消のため、養成施設の増設や再就職支援を充実して下さい。
  14. 看護大学の助産師養成課程について、研修先確保の充実を図って下さい。
  15. 激務におわれている勤務医の労働条件を改善するため、公的・民間を含めた実効ある医師の確保対策と支援対策を実施して下さい。
  16. 産科医師不足問題の抜本的解決のためには「集約化」ではなく、地域医療を守る体制の構築に全力をあげて下さい。又、助産師の技術向上・研修のための支援策をより一層充実させ、受講しやすい工夫をして下さい。
  17. 医師確保の対策強化のため、出産、子育て中の女性医師が働きやすい環境を整備して下さい。
  18. 保育園、幼稚園の環境改善をはじめ、在籍する施設によって子どもたちに不公平感を与えないよう、無認可保育所への支援を充実して下さい。
  19. 学童クラブ指導員の待遇改善を図るため、研修機会を保障するとともに、クラブ運営への助成を拡充して下さい。障害児補助を一人でも対応できるようにして下さい。
  20. 障害児保育加算を復活して下さい。
  21. 病児・病後児保育など多様な保育ニーズに対応した施策を一層充実して下さい。
  22. 重度障害児のショートステイは、こども病院の充実とともに、県内各地で実施できるよう県として支援して下さい。
  23. すべての児童相談所で一時保護を実施し、専門性の高い職員の育成と増員をして下さい。また、中央児童相談所のセンター機能が充分に果たせるような職員の配置をして下さい。
  24. 県内の児童養護施設の整備・改修、虐待対策のため心理相談員の配置を支援して下さい。
  25. 障害者総合支援法によっても利用者負担が残るサービスの利用料(負担や施設運営費の日額計算は、利用者にも施設にも深刻な事態を引き起こしているため)については、応能負担への改善を強く国に求めるとともに、障害者施策の一層の充実を図って下さい。
  26. 精神障害者が地域で生活しやすいための環境づくりを強めて下さい。
  27. 県として障害者の就労支援計画を策定し、障害者総合支援センターの機能の充実と就労・生活支援ワーカーの増員を図り責任ある実施に努めて下さい。
  28. 障害者の差別を禁止する条例を、当事者を含め広い県民の参加で制定してください。
  29. 手話通訳士(者)を正規職員にすることをはじめ、聴覚障害者(児)の生活全般をサポートできるよう支援を充実して下さい。
  30. ウイルス肝炎医療費助成のいっそうの充実をはかって下さい。また他の難病対策の充実を国に求めて下さい。
  31. 全国的にも感染者数が多い県としてエイズ・HIV対策を強化するとともに、学校教育でも徹底して下さい。
  32. 子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンについては、国の支援をし、恒常的な制度として日常的に接種ができるよう、国に働きかけて下さい。
  33. アスベスト被害の早期発見と治療体制の確立・強化を国へ強力に働きかけて下さい。
  34. 国保の健全な運営のために、国からの拠出を求めるとともに、市町村国保会計への法定外県費補助を実施し、国保の広域化は実施しないで下さい。
  35. 妊婦健診の補助制度を充実・継続するよう、国に働きかけて下さい。また県独自に妊婦検診の補助制度を検討して下さい。
  36. 長野県上田点字図書館の一層の充実のため、県としての役割を果たし継続して下さい。
  37. 集団補聴システム(磁気ループ)未設置の公共施設への整備と周知を行い、移動式磁気ループの貸し出しを積極的に推進してください。
  38. 中国帰国者への支援の充実、助け合い、交流しあえる場づくりを検討して下さい。
  39. 成年後見制度については、費用負担の軽減など、利用しやすい制度になるよう国に改善を求めて下さい。県として、県民に制度の周知を行い、市町村や関係者への支援を強めて下さい。



環境部

  1. 住宅用太陽光発電設備の設置に県の助成を創設して下さい。
  2. 耐震性貯水槽や雨水地下浸透施設の大幅増設をはかり、水資源の有効活用のため雨水貯留タンク設置の助成制度を復活して下さい。
  3. 水環境保全条例は自然保護、水源保護、水質汚染の防止ができるよう、開発計画の中止、規制を盛り込み実効性のある内容に改善して下さい。
    外国資本・民間会社の地下水利用について、適切な規制を行って下さい。
  4. 全国平均よりも高い量のCO2を排出している長野県として、「地球温暖化防止県民計画」にある温室効果ガスの削減目標を実現するため、強力な取り組みを実施して下さい。
  5. CO2削減に向けた県民意識の醸成と運動への支援を更に行って下さい。
  6. 一般廃棄物中の生ゴミの焼却処分の減量化のため、市町村や農政部との連携で、バイオマスエネルギーへの転換や、堆肥化などの取組みをいっそう推進して下さい。
  7. 県外の放射性物質が含まれている廃棄物については、放射能汚染の拡散が懸念されることから、受け入れないようにして下さい。
  8. 、大量生産・大量消費の社会のあり方を見直し、ごみ減量に繋がらないごみ処理の
      広域化計画は止めて下さい。
  9. 産業廃棄物処理業者への監視指導を徹底するとともに、技術支援など優良な事業者の育成を図って下さい。
  10. 市町村の担当課とも情報を共有し、連携を図りながら、不法投棄の監視を強化し、
    産業廃棄物処理業者の不適正保管には厳正に指導するとともに、リサイクルに当たっては、安全性のチェック指導や排出削減を図って下さい。
  11. 、産業廃棄物処理業者と地域住民の合意形成に当たって、トラブルが発生している案件について、県が積極的な対応を行って下さい。
  12. 廃タイヤ、建築廃材のチップ化などのリサイクルにあたっては安全性の確認、検証を徹底して下さい。
  13. 民間の産業廃棄物最終処分業者が、放射性物質を含む焼却灰を受け入れていることから、調査・点検・県民への説明会などきめ細かい対応を行い、県民の不安解消の努力を続けて下さい。
  14. スーパー・コンビニなどの24時間営業やパチンコ店の大型液晶看板などは、エネルギーの浪費、光害など考慮し自粛を求めて下さい。光害防止条例の制定を検討して下さい。


商工労働部

  1. 高校生の就職内定率が厳しい状況(10月末現在 公立67.1% 昨年比-1.3)にあるため、「就職活動支援員」の配置は、県単独でも継続して下さい。
  2. 県内企業の99%を占める中小企業の発展のため、中小企業振興の条例を制定して下さい。
  3. 「大型店」の無秩序な出店、撤退や24時間営業への自粛・規制を求めるとともに、 地元商店の育成を図り、買い物弱者対策を強めて下さい。
  4. 空店舗の活用や地域力の活用など、人々の流れを呼び戻す商店街づくりを支援して下さい。
  5. 伝統工芸品や地場産品の振興のために県行政での活用や、観光部との連携をはかり、土産品への活用等を進めて下さい。
  6. 産・官・学連携のものづくり・技術開発は地場産業との連携も図り、新製品の開発・販路・流通まで支援して下さい。
  7. 県内企業の経営実態調査の実施、受注開拓、販路拡大の支援を更に充実して下さい。
  8. 技術専門校の充実を図るとともに、再就職者の職業訓練等の充実、雇用の確保に向けて、企業への協力要請など雇用対策を強めて下さい。統廃合については、地元関係者の意見を把握しながら慎重な対応を行って下さい。
  9. 期限切れとなる経済対策支援事業のうち、「緊急雇用創出事業」、「就職活動支援員事業」などが存続するよう、更に国に働きかけて下さい。
  10. 県として、自然エネルギー分野など新たな雇用創出プランを策定し、積極的に雇用の創出を図って下さい。
  11. ジョブカフェ信州、キャリア・コンサルタントの効果的アピールを行い、出張相談をきめ細かく行うなどいっそうの充実を図って下さい。
  12. 著しい円高の下、地域経済の空洞化や身勝手な企業の撤退・海外進出に対し、雇用確保・下請け保護の立場から、企業への要請と労働者への支援を行って下さい。
  13. 県内労働者の労働時間短縮の推進、サービス残業の根絶について指導して下さい。  
  14. 中小企業の労働者の実態調査に30人規模以下の事業所も対象とし、労働条件の改善をすすめて下さい。
  15. 下請二法の順守をはじめ、企業の労働者、社外工、臨時、パート、派遣労働者の労働条件改善の指導を行って下さい。また、「下請け110番」の周知と充実を図って下さい。
  16. 企業誘致にあたっては、まちづくりとの調和や環境への配慮、地域経済の発展に貢献し、正規雇用が拡大するようにして下さい。また、労働者の雇止め解雇などは避けるよう、あらゆる努力を求めて下さい。企業の身勝手な撤退には歯止めをかける努力をして下さい。
  17. 外国籍労働者の就労実態調査を行い、研修制度に名を借りた不法就労の根絶と、賃金水準など労働者の基本的権利と労働条件の保障のため、指導を強化して下さい。
  18. 障害者雇用の法定雇用率が確保されるよう、指導を強化するとともに、県自らもすみやかに達成してください。
  19. 無担保・無保証の小口融資制度を再開し、借り手の立場に立った条件変更など、中小企業への融資制度のいっそうの改善を図って下さい。
  20. 企業のリストラなどによる離職を余儀なくされる労働者のための、相談窓口の充実 を図り、親身な対応に努めて下さい。
  21. パーソナルサポート事業の役割はますます大きくなっています。更なる事業の充実を図って下さい。
  22. 県が実施した非正規雇用調査結果を活かして、県の雇用対策を進めて下さい。
  23. 技能五輪、アビリンピック開催県にふさわしく、県内のものづくりや技術の継承に努めて下さい。



観光部

  1. 滞在型観光やリピーター(再旅行者)を増やすための施策を充実・強化して下さい。
  2. 長野県らしいお土産や、伝統工芸品、地場産品、地元食材を活用した製品の開発   及びPRへの支援を、商工部・農政部等と連携して行って下さい。
  3. 民泊や農業体験など、体験型の長野県らしい修学旅行の企画を普及させ、誘客活動を強め受け入れ体制の充実を支援して下さい。
  4. 観光地や山岳のトイレ対策を充実して下さい。又、補助制度の拡充を国に働きかけてください。
  5. 外国人観光客の受け入れ促進のため、施設整備や通訳ボランティア養成をはじめとする支援策を充実して下さい。
  6. 長野県らしいウインタースポーツを活用した観光振興を充実して下さい。
  7. 全国的なコンベンション誘致を行い、宿泊者が増える取り組みを強化して下さい。
  8. ホテル・旅館などの経営相談を充実し、小規模事業者のホームページの開設・更新などを含め、支援を強めて下さい。
  9. 県内各地で取組んでいるFC(フィルムコミッション)をはじめ、映画やテレビなどのロケ地の誘致活動を支援して下さい。
  10. 長野以北新幹線の開通に伴い、民間の智恵や人材を活用して通過駅とならない観光戦略を立てて下さい。
  11. 県外観光客を増加させるため、長野県らしい魅力が発信される観光戦略をもち、 FDAが発着する空港をはじめ地方空港などへの情報発信対策を強化して下さい。
  12. 自然エネルギー普及への関心が全国的に高まる中、自然エネルギー施設を生かした観光戦略を重視して下さい。



農政部

  1. 国が定めた食品中の放射性物質に関する基準を国際的に見合った基準にするよう、国に求めて下さい。   県民、特に女性や子どもの健康を守るために、万全の安全対策をとって下さい。
  2. 食料自給率向上のために、「地元食材の日」復活など、学校給食や県立施設での県   産農水産物の活用による地産地消政策を、強力に進めて下さい。
  3. 中山間地や小規模農家が多い長野県の特性にあった価格保障制度を検討して下さい。
  4. 米粉の普及促進に、民間の知恵や工夫も取り入れて対策をいっそう進めてください。
  5. 鳥獣害対策として、里山と遊休荒廃農地との間の緩衝帯の維持管理を支援し、防護柵設置の為の交付金充実を国に求めてください。
  6. 野菜、きのこ、りんごの価格安定制度の充実と、梨・柿などへ対象品目を拡大して下さい。
  7. 農業後継者、新規就農者への支援、中小農家への技術指導の強化をはかるため、農業大学校、農業試験場、農業改良普及センターの充実を図って下さい。
  8. 農薬に頼らない農業の実践、農薬の安全使用の指導徹底、無登録農薬対策を強めて下さい。
  9. 環境保全型あるいは有機農業への支援を強化して下さい。
  10. 補助基準に合わない小規模の基盤整備に支援策を講じて下さい。
  11. 自然災害による農業被害の補償は、農産物も対象にするなど、枠及び基準を拡大して下さい。国に制度の改善をはたらきかけて下さい。また、農業共済がもっと使いやすくなるよう県の支援を強めて下さい。
  12. 地域奨励作物などに取組んでいる市町村を応援して下さい。
  13. 信州サーモン、鯉、にじます、わかさぎをはじめ、県産の淡水魚の生産への支援を強めて下さい。
  14. 、カワアイサ・カワウなど魚食性の鳥害に対して実態調査を行い、水産資源の保全のための対策をして下さい。
  15. 地球温暖化の影響に対応した農産物の、研究・開発を進めてください。
  16. 農業用水を活用した、小水力発電を促進して下さい。
  17. 自然エネルギー育成普及のため、発電機やストーブなどを造る企業を支援して下さい。
  18. ブラックバスやつる性植物などの外来種の異常繁殖対策を強めて下さい。


林務部

  1. 森林整備・間伐を一層促進するため、作業道・作業路整備の促進を図って下さい。
  2. 林業の振興のために、県産材・間伐材の新製品の開発と販路拡大、及び学校の机・イスなどへの一層の利用促進を図って下さい。
  3. カラマツをはじめ県産木材の利用拡大を進めるため、加工工場の育成で、安価な県産材の供給、公共住宅や公共施設への利用促進を図って下さい。
  4. 普及が始まっているカラマツ用ストーブ、薪やペレットやチップのストーブ・ボイラーへの支援を強め、農業用施設・公共施設・宿泊施設などへの導入を促進して下さい。
  5. 林業への新規参入や就労希望者の相談体制を充実し、生業として成り立つよう支援策を強めて下さい。
  6. 豪雨災害の教訓を生かし、山林の崩壊箇所、危険箇所を総点検し、計画的な森林の保全育成に努めて下さい。
  7. 松枯れ、なら枯れ対策の調査研究、環境保全に配慮した駆除対策を充実して下さい。効果が明らかではない空中散布は止めて下さい。また、樹間注入薬への補助をして下さい。
  8. 野生鳥獣の被害対策を強化するため、「特定鳥獣保護管理計画」を確実に実行し、狩猟単価、猟友会への支援対策は実態に見合ったものにするとともに、捕獲された個体処理の対策を強めて下さい。また、国へも対策の強化を要請してください。
  9. ワナによる野生鳥獣の捕獲をいっそう普及し、支援策を強めてください。
  10. 塩尻に造られるバイオ発電については、適正規模の検討など十分に研究し、指導して下さい。
  11. 森林税に頼らなくても済むよう、森林整備を国の予算で行うよう国に求めて下さい。


建設部

  1. 生活道路の優先整備、歩道設置、維持補修、河川整備など生活密着型事業を重点化し、業者の仕事確保につなげて下さい。また国にも予算確保を求めてください。
  2. 公共事業は計画段階から県民・地元住民の意見を反映する評価制度を創設し、緊急性の高い事業から優先して、年度ごとの着手順位を公開してください。
  3. さらなる入札・契約制度の改革をすすめ、透明化を図り、良質な工事を保障するため、県の検査能力の向上に努めてください。
  4. 10地方事務所単位での入札を一層重視し、適切な単価評価のもと、いっそう地元業者の育成を図ってください。
  5. 「小規模事業者登録制度」による直接発注枠のいっそうの拡大に努めてください。
  6. 交通渋滞の解消、都市周辺道路に自転車専用レーンの整備、歩道整備グリーンベルト、1,5車線道路、スピード抑制、騒音対策、通学路・交通弱者の安全対策等の道路整備を地元と協議しつつ促進してください。
  7. 峠や坂道の登坂車線の拡大、凍結融雪対策の強化、除・排雪実施、道路ヒーティング舗装など、冬季の安全対策を充実してください。
  8. 三才山トンネル、新和田トンネル本体の償還は終了しており、通行料金の無料化を早期に実施してください。
  9. 平井寺トンネルの無料化に向けては、県の努力とともに上田市とも協議し、早期無料化を実現してください。
  10. 松本トンネル・白馬・志賀中野・長野五輪の社会実験の料金は、百円で統一してください。また夜間無料化を朝夕の通勤時間帯に拡大してください。
  11. 市町村に移管した道路の維持・管理の支援を検討してください。
  12. 高速道路を横断する市町村道の維持・補修・管理については、国の補助制度を検討するよう国に要望してください。
  13. 局所的なゲリラ豪雨被害に備え、河川改修は危険度を優先して進め、特に千曲川、天竜川の改良については国に強く働きかけてきださい。
  14. 訪湖・野尻湖をはじめ県内の湖沼浄化対策、非特定汚染源対策を引き続き実施してください。
  15. 県内河川の河床低下対策、浚渫、狭窄部の拡張、堤防・護岸の新設と改良補強を促進してください。
  16. 県管理の河川の草刈り、雑木対策・土砂の除去等を促進してください。また、アレチウリ・ヒシ対策を強化し、安全で美しい河川や湖沼を守ってください。
  17. 砂防ダムについては、計画の見直しや必要性を検討し、造る場合には県民の意見を広く聞き、先人の技術にも学び、より自然に配慮した工法を取り入れるようにして下さい。豪雨後に堆積した土砂の除去が必要な個所は早急に対応してください。
  18. 県有施設の耐震化・リフォーム・長寿命化を計画的に実施し促進してください。
  19. 県営住宅にはすべて風呂を設置し、計画的な建て替えや改修を促進し、県営住宅 環境の整備を強化してください。
  20. 未利用の県営住宅の改修を促進し、住宅困窮者に提供してください。またエレベーターの設置などで、障がい者や高齢者対応住宅・グループホームなどへの利用を促進してください。
  21. 県営住宅の駐車場の確保と整備を促進してください。
  22. 住宅困窮者の住宅確保のため、市町村と協力して民間賃貸住宅の活用を検討し実施して下さい。
  23. 個人住宅の耐震診断によって、耐震改修が必要となった住宅への改修補強への支援を大幅に拡大してください。
  24. 個人住宅の障がい者・高齢者向けリフォーム助成制度の予算を大幅に拡大し、使い易くしてください。


危機管理部

  1. 大震災の教訓を生かし、災害被害者に対する個人住宅や生業の再建のための支援 制度のいっそうの充実を強く国に働きかけるとともに、栄村の教訓を生かした県独自の支援制度を確立して下さい。
  2. 県の災害見舞金制度は、被災者1世帯からの支援に改め、市町村条例に関わらず支給するよう基準を見直して下さい。
  3. 地震観測体制や豪雨土砂災害の観測体制を強化し、警戒情報を的確・迅速に県内全域に周知が図られるよう、災害時テロップのいっそうの普及促進に努めて下さい。
  4. Jアラートの不具合がないよう、災害時に役立つ体制を確立して下さい。
  5. 豪雪は災害という立場で豪雪対策計画を強化し、除雪・排雪への助成、過酷な仕事である雪害対策救助員設置事業への補助を増額して下さい。
  6. 県内の電力会社管理等のダムが災害の危険を助長することのないよう、適切な管理を要請して下さい。
  7. 個人住宅の火災警報機の設置義務化の啓発を強化するとともに、低所得世帯への補助を市町村とともに実施して下さい。
  8. 消防法による宿泊飲食施設をはじめ公共施設の再点検を強化して下さい。
  9. 深層崩壊危険マップを防災計画に生かし、必要な啓発や防災対策を早急に検討して下さい。
  10. 浅間山融雪型火山泥流マップが公表されたことに伴い、国による対策強化とともに関係自治体との連携を強めて、有効な対策を確立して下さい。


企業局

  1. 水道事業の廃止にあたっては地域住民や関係団体の理解と合意を図りながら進めて下さい。
  2. 県の自然エネルギー発電事業の取り組みをリードして下さい。
  3. 電気事業の今後のあり方については、原発からの撤退と自然エネルギーへの本格的な取り組みを進めるため、「小規模水力発電技術支援チーム」を大いに活用し、広く県民の英知を結集し、積極的に取り組んで下さい。
  4. 水力発電を中心に、企業局の事業を県民にアピールして下さい。

教育委員会

  1. 児童・生徒が急増している特別支援学校を新設して下さい。又、校舎や寄宿舎などの施設改善を図り、車イス用トイレを充実させて下さい。
  2. 養護学校の地域化促進を図り、地域化にあたっては、当初から分校として位置づけ、職員の専門研修を保障してください。
  3. 難病や障害を抱えている児童生徒を寒さや暑さから守る為の冷暖房設備は、優先的に設置して下さい。
  4. 障害児が長時間に亘り乗車せざるを得ない現状や、家族の送迎負担の改善のために、養護学校のスクールバスの増車をして下さい。
  5. 県立こども病院の院内学級は、養護学校の分校又は分教室の位置づけを検討し、県教育委員会の責任で運営して下さい。
  6. 養護学校の教育相談機能の充実を図るため、コーディネーターを増員して下さい。   また、幼・保・小学校との連携をいっそう強化して下さい。
  7. 不足している特別支援学校の教職員を、最低限標準法に見合ったものにする為に、計画的に増員してください。
  8. LD、ADHDなどをはじめとする、発達障害をもった児童・生徒への支援を充実し、教員の加配など特別支援教育の充実を図って下さい。
  9. 医療的ケア制度の必要な児童生徒に対する看護師の配置を充実してください。 また、医療的ケアに関わる教職員の研修と、医療行為の実施に当たっては、過度の負担とならないよう条件整備をして下さい。
  10. 心の相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどを増員し、 とりわけ中学生を対象のカウンセラーは複数校受け持ちではなく専任にして下さい。又、担任とカウンセラー等との連携を強化して下さい。
  11. 不登校児童生徒を支援している、フリースクール・子どもサポートセンター・   NPOなどへの運営費の補助復活、及び、支援を充実してください。
  12. 県立・私立高校への希望者全員入学を実現するよう募集制度を改善して下さい。
  13. 「高校改革プラン」の実施に当たっては、生徒や地域の声を良く聞き、合意の上に    進めてください。又再編が具体化した高校については、環境整備には万全を期して    下さい。
  14. 定時制高校の果たしている役割を評価し、地域に要望のある高校の定時制については、多様な進路を確保するために存続、充実して下さい。
  15. 学校図書館司書の教育的役割を評価し、正規職員で配置して下さい。
  16. 高校施設の維持修繕予算と光熱水費・旅費予算を増額して下さい。
  17. 老朽の改校舎築や教育施設の耐震補強工事、トイレの改修を促進して下さい。
  18. 県立高校に肢体不自由児が入学できるよう、エレベーター設置等、バリアフリー化を進めて下さい。
  19. 学校徴収金は、市町村教育委員会や学校と連携し、負担軽減を図って下さい。
  20. 高校生の保護者負担軽減に努め、給付型奨学金の創設を検討して下さい。
  21. 就学援助は、制度の周知を図ると共に、市町村格差の是正を図って下さい。 また、児童・生徒のメガネ及び補聴器の購入費補助を市町村とも協力して実施して下さい。
  22. 教育現場に競争原理を導入する全国学力テストは実施しないで下さい。
  23. 学力向上対策は、上からの押し付けではなく、教育現場の声を活かした対応をしてください。
  24. 運動系の部活の過度な成績主義や朝練習を見直し、体罰はかたく禁じて下さい。
  25. 校舎の増改築や、学校机、イスなどに県産材を活用し、温もりのある学校にして下さい。又、そのための予算を増額して下さい。
  26. 生徒・保護者・地域住民・教職員が参加する、県民に開かれた学校づくりに努めて下さい。
  27. 教職員の超過勤務・多忙化の解消に必要な人員を正規で配置して下さい。
  28. 思想・信条の自由にも触れる「日の丸」「君が代」の学校現場への強制はしないで下さい。
  29. 文化財、とりわけ県指定の文化財の保護予算を確保して下さい。
  30. 松代大本営地下壕跡地を平和の史跡に指定し、また松本市里山辺の地下壕、中山の半地下工場跡等の県内の戦争遺跡保存への支援をして下さい。
  31. 必要な練習施設の確保などきめ細やかな施設で裾野を広げるよう、スポーツ振興の抜本的予算確保を国に求めて下さい。
  32. 高卒者の就職支援を強めて下さい。
  33. 富士見町の「無料塾」のような学習支援事業を支援し、県内に広げて下さい。


    警察本部
  1. 住民の生命と財産、安全を守る第一線の現場体制を充実して下さい。
  2. 通学路の安全点検の調査結果もふまえ、信号機設置などの交通安全予算のいっそうの増額を図って下さい。
  3. 犯罪捜査にあたっては基本的人権を尊重し、えん罪などの発生をなくすため、取り調べの全面可視化の早期実現をして下さい。
  4. 「表現の自由」に名を借りた右翼などの集会妨害を目的とした行動を厳正に規制して下さい。
  5. 振り込め詐欺やヤミ金、悪質な訪問販売などの防止策の強化として、多様な機会をとらえて新しい手口の広報や啓蒙につとめ、取締りの強化をして下さい。
  6. ストーカー・DV被害者からの相談は、事件を未然に防ぐように、親身な対応をして下さい。
  7. 犯罪被害者・遺族を講師とする、警察学校や交通安全センター、教育現場での研修の機会を拡充し、この経験を全国に広げて下さい。 8、IT犯罪の防止策を強めて下さい。
  8. 犯罪被害者・遺族を講師とする、警察学校や交通安全センター、教育現場での研修の機会を拡充し、この経験を全国に広げて下さい。

以上

11月定例会に関する知事申し入れ(2012年11月6日)



2012年11月6日

長野県知事 阿部 守一 様

日本共産党県議団 団長 石坂千穂

11月県議会に対する申入れ

  1. 新県立大学の設立にあたり、長野県短期大学の発展的改組であるという、現在までの検討と議論の経過を踏まえ、県外への学生の流出を防ぎ、経済的負担の軽減を図るための県内での人材育成に資する大学を目指してください。 長野県らしい発信ができる大学としてください。
  2. 米軍機オスプレイの国内訓練飛行に対して、県として主導的に情報収集を強め、県民の安全を守る先頭に立ってください。

  3. 被害が拡大している野生鳥獣被害対策の強化を図るとともに、熊との出会いがしら事故のような事態を避けるため、児童生徒の通学路の点検、道路脇のやぶの刈り払いなどに対し、緊急雇用対策などを活用し実施してください。

  4. 年末年始の生活支援については、市町村と協力をしながら、この間の取り組みを活かしたきめ細かな体制、対応をとってください。

  5. 冬期間に備え、実情に合った除雪予算を確保してください。

  6. 冬季の暖房等が不足する事のないよう、県立学校の需用費を充実させてください。

  7. 個人所有でなくてもいい教材や、必修になった武道用具などについては、学校・学級の備品にすることも含め、学校徴収金の見直しで保護者負担の軽減を図ってください。

  8. 県が指定した文化財の維持に必要な経費を保障してください。

  9. 県営住宅に速やかに風呂施設を設置してください。

以上

埼玉県アスポート事業を視察(2012年11月5日)

 生活保護受給者を就労・教育・住宅の面から支援する「アスポート」事業について、埼玉県の担当者から説明を受けました。県が主体になり、県下の福祉事務所を対象に、民間団体とも連携して進められています。
 教育支援では、貧困の連鎖を断ち切るために生活保護世帯の中学生を対象に、高校進学を目指して学習支援を行なっています。対象者全員に連絡を取り、お誘いするきめ細かな取り組みです。就労支援では、日常生活の支援から資格取得まで様々なメニューを用意。まずは参加することで社会とのつながりを持ち、仲間をつくり、自信を持つことを重視しています。住宅支援では、住むところがない受給者の住宅探しに相談員が親身に相談に応じ、寄り添い型で支援を進めているとのことです。

浅川ダム県民学習会(2012年10月13日)

 長野市檀田地区センターを会場に、130人の参加がありました。
信州大学名誉教授の小坂共栄氏と日本地質学会名誉会員の松島信幸氏を講師に、ダム直下や周辺地質の安全性を問いました。また、ダム建設公金差し止め住民訴訟の原告団から、訴訟の経過報告を受け、日本共産党県議団もこの間の県政・県議会での議論などを報告しました。→(当日会場で上映した「住民訴訟2年6ヶ月の経過」をYouTubeでご覧になれます

現場調査などをもとに周辺地質について解説する小坂・松島両氏

上田市立産婦人科病院を視察・懇談(2012年10月11日)

同院の前身、上田市産院は05年、県内の医師不足の影響で閉鎖の危機に立たされましたが、同院で出産してきた若いお母さんを中心に反対運動が広がり、8万を超える署名も集まり、国の「地域医療再生事業地域」交付金により「上田市立産婦人科病院」として、信州上田医療センターの隣接地に移転・設立されました。この日は、この間の経過や施設などについて視察しました。
ユニセフから「赤ちゃんにやさしい病院」の認定を受け、母乳育児の推進やフリースタイルのお産を取り入れるなど、さまざま取り組まれていました。
施設も、和室の部屋や、陣痛・分娩・回復までを一部屋で行うLDR室などが整っていました。