上田市、佐久市、東御市の災害現場調査
- 2019.10.31
県議団で上田市、佐久市、東御市の災害現場を調査しました。
橋梁落下、大きくえぐられた河川、家の基礎まで侵食された民家、不通になっている幹線道路など被害の甚大さに改めて息をのむ思いです。
佐久市入沢地区の谷川の氾濫も凄まじさを物語っています。
対策委員会の責任者のお話をうかがいましたが、大規模な台風予報をうけ、高齢者、病人などは11日のうちに、常会長さんの力もかり、安全な青沼小学校に避難していただくよう260戸を個別に訪問して訴え、対策をとられたとのことです。素早い判断は消防歴30年、地域を守る、命を守る使命感があったればこそです。
公民館にはベニヤ一枚ほどもある地図が貼られていて災害状況も一目瞭然。
発災翌日にはゴミステーションやトイレ、電気の状況などがわかるチラシが分かりやすい地図つきで全戸配布されていました。被災者の立場にたって、まず情報をと動いた一地域の見事な対応に学ばされること大。
河川沿いの生活道路は急ピッチで応急復旧工事がおこなわれていました。
本復旧には河川にかかる26本の私橋(隣家をつなぐ個人が設置した橋)の7割が流された問題もあり、住民のみなさんの意向に沿った復旧が大事になると思います。