日本共産党長野県会議員団

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活動報告

農政林務委員会現地調査②

2024.07.23
両角議員は引き続き、農政林務委員会の現地調査で、伊那合同庁舎、飯田合同庁舎、株式会社やまとわ等を訪れました。やまとわでは、赤松を伐採から3週間の内に加工し経木を作製する工程を見学。経木の使いみちが、パンを包み乾燥を防ぐなど、可能性を感じました。また、大量のもみ殻で燻炭を作り土壌改良をしようとする飯田地域の取り組みも地域循環型農業のヒントをいただきました。

農政林務委員会現地調査①

2024.07.22
両角議員は農政林務委員会の現地調査へ。松本合同庁舎、波田のすいか共選所、朝日村家具工房、洗馬地区畑地改良事業、株式会社かまくらや、と盛りたくさんでした。朝日村では村を挙げて、から松を使って木製品の製造開発に力を入れており、ウットチェンジに取り組む長野県とも相まって興味深く見てまいりました。

総務警察委員会現地調査2日目

2024.07.11
 毛利議員は、総務企画警察委員会の現地調査で県も出資している(株)「しなの鉄道」の概況を伺い、駅舎を郵便局として使ってもらいながら完全無人化せず、住民の利便性を図っている様子も見させていただきました。

しなの鉄道は北陸新幹線が開通する際に経営分離され、平行在来線として残されたもので、枕木や車両の老朽化対策で苦労しています。

令和5年度は黒字でしたが令和6年は赤字見込みとのこと。加えてインバウンド対策や利便性向上のためにsuica対応に機械やシステムを変えなければならずその費用が約16億円かかるとのこと。新札対応にも1000万円を要したそうです。

公共交通の使命を守るために、国・県への支援の要望もいただきました。
地方鉄道を守るためには国の支援がかかせません。

上田市の大屋駅はしなの鉄道の駅舎建て替えにあわせ、郵便局に賃貸し、局の運営と合わせ、駅の業務も委託しています。

地域の皆さんに喜ばれ、通学のため駅利用の高校生の利用も増えているそうです。全国で数駅同じような形で運営されているとのことでした。

いろいろなアイデアがあるのですね。

最後は軽井沢町が県下で先行実施している「日本型ライドシェア」について伺ってきました。 軽井沢は年間800万人の観光客が訪れる観光の町でオーバーツーリズムも問題になっています。 世帯数16000余にたいし、別荘16000戸と一大避暑地でもあります。 タクシー事業者は5社営業していますが、繁忙期は全く足りず移動難民がでる状況の中、タクシー会社が隙間時間を利用して働くドライバーを時間給で雇い運行するというもの。 運転手は2種免許がなくても2年間無事故で過去に免停処分のないひとを本業との関係で一次スクリーニングをかけて採用するとのこと。 応募435名に対し、採用14名。9名面接中だそうです。 支払いはすべてキャッシュレス。車にはライドシェアのマークをつけて、動かすのはタクシー会社の車。 5月から運行開始したばかりで日が浅いなかですが、課題は閑散期と繁忙期の調整が難しいこと、ドライバーの希望に沿う働き方を確保することが難しいことだそうです。 今後とも安全安心が担保できるのか注視していきたいとおもいます。

 

総務企画警察委員会現地調査1日目

2024.07.10
毛利議員は総務企画警察委員会の県内現地調査へ。

初日は長野市で長野地域振興局、総合県税事務所、北信会計センター。

中野市の北信地域振興局、総合県税事務所北信事務所、北信会計センター中野分室。

飯山警察署。
木島平村の元気づくり支援金をつかったNPO「太陽と水と緑のプロジェクト」のゼロカーボンの取り組みを伺いました。

県税はこれだけ庶民の暮らしが大変になっているのに、株式等譲渡所得割、不動産取得税が前年比2〜7割伸びていたことが驚きでした。

総合県税事務所では18億円余の増収とのことでみんなの暮らしが向上していればいいのですが、格差が広がっています。

6月議会が閉会しました

2024.07.05

6月議会が閉会しました。

9月議会は9/26~10/11です。

各委員会

2024.07.03

各委員会が開かれています。

総務企画警察委員会(毛利議員)、産業観光企業委員会(和田議員)、農政林務委員会(両角議員)、環境文教委員会(山口議員)、県民文化健康福祉委員会(藤岡議員)でそれぞれ質問等行っています。

国の地方自治法の条項の廃止を求める意見書の提案説明

2024.06.28

和田議員が、国の地方公共団体に対する補充的な指示に関する地方自治法の条項の廃止を求める意見書の提案説明をしましたが否決されました。

提案説明はこちら↓

地方自治法 指示の廃止を求める意見書 提案説明

 

今議会の議員提出議案

https://www.pref.nagano.lg.jp/gikai/chosa/teireikai/houkoku/r606/giin.html

毛利議員が一般質問をしました

2024.06.26

毛利議員が一般質問をしました。

①保育問題について

②航空機産業の現状と今後の展開について

③県営住宅について

質問の要旨はこちら↓

202406 毛利議員速報ニュース

質問・答弁の全文は「議会の様子」からご覧いただけます。

両角議員が一般質問をしました

2024.06.26

両角議員が一般質問をしました。

①視覚障がい者支援について

②マイナ保険証について

③三桁国道・県道の維持管理、整備について

質問の要旨はこちら↓

202406 両角議員速報ニュース

質問・答弁の全文は「議会の様子」からご覧いただけます。

山口議員が一般質問をしました

2024.06.25

山口議員が一般質問をしました。

①地方自治改定について

②リニア中央新幹線の開業延期に関して

③介護事業所の運営支援について

④市街地再開発のあり方について

質問の要旨はこちら↓

202406山口議員速報ニュース

質問・答弁の全文は「議会の様子」からご覧いただけます。

6月議会が開会しました

2024.06.20

6月議会(6/20~7/5)が開会しました。

一般質問は6/25~6/28です。

日程が決まりましたのでお知らせします。

6/25(火) 14時00分頃より 山口議員

6/26(水) 14時20分頃より 両角議員

6/26(水) 14時50分頃より 毛利議員

 

 

6月議会に向け知事へ申し入れをしました

2024.06.14

6月定例会(6/20~7/5)に向けて知事へ申し入れをしました。

申し入れ内容は、 ▶災害時における被災者支援体制の強化▶地方自治法改正案「指示権」に関する国への要望▶ 子どもたちの命と安全を最優先する保育▶県立高校の校舎改修▶リニア建設の工期延長に係る住民に対する説明▶ 介護事業所への支援策の検討と訪問介護報酬引き下げの撤回▶医療機関における価格高騰対策支援金の増額について等です。

申し入れ内容はこちら↓

2024年6月14日知事申し入れ書

環境文教委員会現地調査2日目

2024.06.04
 県議会(環境文教委員会)の視察2日目。稲荷山養護学校(千曲市)も県内の他の養護学校と同様で、児童・生徒が増加して教室が不足していました。
 仕方なく、食堂や会議室等を教室に転用。厨房も狭くなり、児童・生徒の給食は提供できても、一部教職員はできず。
 「他の学校のこともあり、改修の見通しもない」と校長先生。この事態を、長野県はいつまで放置するつもりか。
 東御市では、家庭の生ゴミを堆肥にリサイクルする「エコクリーンとうみ」を視察。排出されるゴミの4割が生ゴミですから、市ではゴミの減量が進んでいます。

右上写真は東信教育事務所(小諸市)、長野地域振興局と千曲川流域下水道事務所(長野市)で、概況説明を受けました。
左下写真は稲荷山養護学校の作業室。県下で2番目に新しい養護学校ということですが、校舎の改修等待ったなしです。
右下写真はエコクリーンとうみ。家庭から出された生ゴミを発酵させる機械。3週間かけて発酵させ、堆肥は希望する市民に配布。ゴミの減量に効果が上がっています。

環境文教委員会現地調査1日目

2024.06.03
 山口議員は県議会(環境文教委員会)の視察へ。
 白馬高校は、冬の寒さ対策が課題。生徒、教師、専門家でワークショップを開き、教室の改修工事(断熱材)も自分たちでしています。生徒たちが意見を出し合い、みんなで学校をつくる取り組みに注目しました。
 続いて、使用電力をすべて再生可能エネルギーに切り替えた、エイブル白馬五竜スキー場へ。
 さらに、五郎兵衛用水(佐久市)の小水力発電所を視察しました。新たな興味、関心が広がりました。
 右写真は白馬高校。教室の壁に断熱材を入れ、アクリル板で二重サッシになっています。  左下写真はエイブル白馬五竜。再生可能エネルギーに切り替えてアップしたコストは、チケット価格の値上げで解消。それでも、利用客は減らず、むしろ増えているそうです。  右下写真は昨年完成した五郎兵衛用水の発電施設。意外とコンパクトで、音も静かでした。

 


産業観光企業委員会現地調査

2024.05.31
和田議員より産業観光企業委員会の中南信方面の現地調査報告です。
5月30日は、長野の議員会館を8時半に出発したものの高速道路で車両火災事故が発生したため、大幅に予定がずれ込み、急きょ調査会場を松本合同庁舎から安曇野合庁に変更。超短縮で松本地域振興局審査。引き続き安曇野市内のVFR(株)のドローンの開発と各機体の特徴・性能などお聞きしました。その後、松本市の県工業技術総合センターと諏訪地域振興局。諏訪湖サイクリングロードを視察。慌ただしい1日目が終了。
31日は、諏訪市のセイコーエプソン社内にあるエプソンミュージアムで日本のスイスと称され腕時計製作から今日までの企業とモノづくりに携わった人々のお話をお聞きしました。モノづくりは誠実に地道に、かつ先の見通しが肝心だと痛感。
南信では、南信州シードル協議会に参加している方々と懇談。松川町はじめ近隣の果樹生産者がシードル作りを頑張っていることを知ることができました。

現地調査のため福岡県へ

2024.05.27
県として宿泊税を導入しているところは東京、大阪、福岡ですが、長野県も検討しているため、福岡県の状況を党県議団で調査しました。

福岡県では宿泊に対し一律一泊200円を徴収していますが、福岡市と北九州市も独自に徴収しています。

両市に対し、県への納入は50円としていますが、お互いに話し合い調整するなかで、総務省も入って決めたそうです。

長野県でも阿智村と白馬村が独自の税を徴収する方向でいるため、そこをどうやって決めていくのか知りたいと思っていたのでよくわかりました。

税導入の宿泊への影響は令和2年より実施していますが、あまり明確にはならないようです。

いずれにせよ法定外目的税のため、使途を明確にすること、県下の全ての自治体に宿泊8、日帰り2で配分し、使い方は方針に沿って柔軟にやっており、1年間で使い残したお金は基金として積み立て3年間有効との事でした。

聞いてみなければわからないこともあり、たいへん有意義でしたが、長野県としての導入の是非などについて、慎重な検討が必要だと思いました。

沢山の資料もいただいたので、よく読み込んで今後の審査に生かしていきたいと思います。

他に県女性職員の管理職登用について(課長級以上21%、長野は14.4%)どんな努力をされているかお聞きしました。

松塩水道管理事務所・松本市上下水道局を視察

2024.05.23
 本日、県議団で、松塩水道管理事務所・松本市上下水道局を視察させていただきました。給水人口の減少、管路の老朽化、耐震化、水道事業の広域化・広域連携について、現状の説明と意見交換を行いました。耐震化では管路のジョイントが差し込み型となりボルト絞めと違い一体化され、しかも一定余裕もあるとのことで、かなり進歩したと感じ来ました。広域化については、松本市、塩尻市、山形村、長野県で構成する研究会を設立し現在幹事会を二度三度開催されたとのことでした。メリットデメリットがあり、住民の意向を尊重したい、国の補助制度がR16年までとなっているが、延ばして欲しいの要望もありました。私からは、命の水であり効率化だけでなく人材確保に重点をと意見させていただきました。

駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を視察

2024.05.20
 毛利議員と山口議員は、駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を長野県議会の議員連盟で視察しました。今年で開所45周年、2万2千人が旅立ったそうです。

 開発途上国への派遣前に73日間の合宿。ネイティブの講師から学ぶ語学等、ここでみっちり訓練を受けます。

 概要説明を受け、ランチを食べながら訓練生と懇談。中南米、大洋州、アフリカ…。国際協力をめざすみなさんは、意欲もエネルギーもいっぱい。大食堂は活気に満ちていました。

花田養護学校視察

2024.05.17
党県議団と小林県議、山口富士見町議と長野県花田養護学校(下諏訪町)を視察。肢体不自由児の特別支援学校ですが、年々重度重複の子どもが増えています。

在籍は74人で小学部29人、中学部29人間、高等部16人。

県下の特別支援学校はどこも老朽化、狭隘化していて県議団は何十回にもわたり環境改善を求めてきましたが、花田養護もトイレが狭く、バギーもストレッチャーも入れにくい、排泄処理のベッドもない、職員の個室化されたトイレもない状況。

また、災害時など避難用スロープを使えない子どもさんもあり、ローラーの上を旋回しながら降りる設備はあっても狭くて使えないなど、人権侵害に等しい事態もあり心が痛みました。

応接室には毛利議員が県議になって初めて入学式に招かれて行った時に大きな衝撃をうけた色紙「一本の指が動けば、そこに私の生きる道がある」の開校理念が飾ってあり、すこしでも成長、発達をささえるために向き合う先生方の思いがか突き刺さりあらためてズシンときました。

環境整備は政治の責任。引き続き声をあげていきます。

長野県諏訪湖環境研究センター視察

2024.05.17
党県議団は、岡谷市議団、下諏訪町議団とともに17日、4月オープンした「長野県諏訪湖環境研究センター」(あいとぴあ併設)の視察を行いました。諏訪湖をはじめ県内の河川・湖沼の水環境・生態系保全の調査研究や学び・情報発信の拠点としての役割りを担う施設で、総事業費22億5000万円。屋根には50キロワット弱の太陽光発電を設置し、断熱を含めた省エネ改修工事を行い使用量の半分を再生可能エネルギーで賄っています。

1階のエントランスホールはクイズ形式で諏訪湖の成り立ちや大きさがわかり、水環境や動植物の紹介、諏訪湖に流れ込むゴミなども展示され一気に心を諏訪湖へと誘います。

ホール棟への廊下は水生植物などのわかり易い展示がされ、ホール棟ホワイエでは諏訪湖の成り立ちや、空から天竜川が遠州灘にそそぐ様子が映像で臨場感をもって写し出され、初めて知ることなどもたくさんあり学びの空間となっています。

貸館だったホールは講演会などのイベントで使用する場所になっています。

2階、3階は検査室、器機室、研究室になっており、開館に合わせ購入した水に溶け込んだDNAを分析し「どんな種類の生物がそこに生息しているか」を調べる興味深い装置などもあります。

1階のエントランスホールの見学は自由ですが、ホール棟などは学習利用とし、県職員が同行して利用していただくことになるため、申し込みが必要です。当面は児童生徒の学習利用になります。
諏訪湖の抱える諸課題が様々な研究を通じて方向付けがされ、改善に向かうことを期待します。諏訪湖ハイツに行った折などに展示物をぜひ一度覗いてみてください。

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