県教育委員と懇談
- 2021.02.04
毛利議員が長野県教育委員5人の方と懇談しました。 所属が文教委員会ということで委員長の計らいで実施となったもの。 テーマはICT教育。 教育長職務代理の信大伏木久始教授、CAPながのの矢島宏実氏、オリンピックで活躍された荻原健司氏、みすずコーポレーション社長の塚田裕一氏、森のようちえんぴっぴ代表中澤眞弓氏。 大学の講義は全てオンラインでやっている、不登校の子もICTでは参加できる。WiFi環境が整っていない役所もある。もっと予算付けをと伏木氏。 4人の子育て真っ最中だが、保護者のしっかりした介入がないと自宅でのオンライン学習は難しいと荻原氏。 日常生活の中ではあまりデジタルには縁がなく、ついていける人、いけない人の融合をと塚田氏。 毎週子ども達にレポートを出してもらっているが、誤字脱字が多く、ICT教育でどれだけ落ちこぼれを把握できるのかと中澤氏。 子どもに学校をあわせ、わかる楽しさがわかる教育を、家庭環境で制限されると矢島氏。 共感できることやちょっと違うんじゃないかなと思うこともありましたが、ICTは道具の一つとの概ねの意見に正直ほっとしました。 私からは家庭環境が違うなかで教育のデジタル化だけを急ぐことは益々学力格差を広げる懸念があり、休校中は保護者の負担が重くストレスをひろげた。家庭環境にもキメ細かな配慮が必要と述べさせていただきました。 意義ある話し合いになりました。