共産党県議団視察
- 2020.11.12
共産党県議団5人で視察に行きました。
国産ジェット機開発凍結のニュースをきき、気にかかっていたので、県議団として飯田市にある「産業振興と人材育成の拠点」エス・バードを訪ねました。 まず、県の航空機産業支援サテライトで活動内容や航空機産業の現状について、詳細な説明を受けました。 航空機産業への参入を考えている企業に対し、加工トライアルなどの支援もしています。世界的にコロナの影響で利用率も低下し、また三菱航空機の開発の凍結などもあり、影響がないとはいえないが、仕事の中で占める割合が事業所ごとみれば1?3割であり、受注の取り消しがある一方、新規の注文もあるとのこと。 また、信州大学や諏訪東京理科大、JAXAと情報交換しながら共同し、山岳地域などへの物資輸送のための無人機の開発可能性を探っているとのことで、パイロットや機体不足で山小屋への荷揚げが高騰し困っているみなさんに希望がもてる話もうかがいました。この開発を県内企業が完結型でやろうとしていることに共感できました! 信大のサテライトキャンパスでの研究内容や飯田工業技術試験研究所なども案内いただき担当の教授などから説明を受けました。 日本でここにしかない防爆性試験評価装置をみせていただきましたが、製造はなんと長野市の企業! 航空宇宙というと軍事利用されないか、心配になりますが、地域の産業をどう活性化させるか、 少ないスタッフが技術指導や研究にとりくみながら、腰を据えて頑張っていただいていることに感動しました。 技術力の高さが長野県の優れたところだと伺いました。 いろいろ教えていただき勉強になりました。