環境文教委員会現地調査④
- 2020.09.03
9/3午後の最後は諏訪湖流域下水道事務所。諏訪6市町村と立科町のおよそ18万人の下水を処理しています。昭和30年代から工場排水や生活雑排水の影響で水質汚濁や富栄養化が進むなかでアオコが発生し、見るも無惨ななかで環境改善めざし、昭和54年から一部供用が開始されました。高度処理も加わり今は随分きれいになりました。下水道普及率は99、2%とトップクラスで、住民は早くから快適な生活をおくっています。いっそうの浄化(泳げる諏訪湖に)と老朽化対策が課題。近年は水質浄化にともない生態系に変化がおこり、いまはやっかいもののヒシと格闘しています??(下水処理ではなく湖利用の上でということです) 右上写真は左が最初沈殿池のまだどろどろしたもの。中は微生物と撹拌し、やや浄化したもの。右は最終沈殿池でさらにきれいになったもの。 最後は消毒液を加え諏訪湖に放流されます。 1日も止めることのできない事業で皆さん頑張っていただいています。