米軍機の低空飛行問題 佐久地方で飛行高度の調査
- 2019.08.19
米軍・横田基地のC130輸送機2機が佐久地方上空を低空飛行した問題で、党佐久市議団(内藤祐子団長)らは19日、当日の米軍機の飛行高度を解析する調査に取り組みました。参議院議員の井上哲士さんと武田良介さん、県議団は茂木事務局長が参加しました。
C130輸送機は5月30日午後5時半すぎに佐久市街地の上空を飛行。調査は柳田佐久市長の呼びかけに応えて市民が提供した画像をもとに、「低空飛行解析センター」の大野智久氏の協力を得て行われました。
大野氏らは精密な測量機器を活用して米軍機の高度を解析しますがするものですが、大野氏はこれまでの調査の経験から「当初の予測より低く飛んでいると思う」との見解を述べました。
調査後の記者会見で、内藤市議団長は「得られたデータは、市民の不安解消に活用したい」と表明。井上参院議員は「地方議会とも協力して、法律違反の低空飛行を国会で追及したい」と語りました。