産業観光企業委員会県内現地調査その③
- 2023.07.24
現地調査の1日目の最後は岡谷酸素株式会社。LPガスをベースにエネルギーを家庭、事業所、飲食店、病院などに提供されています。 港に輸入されたLPガスをタンクローリーで会社にはこびそこから利用者に届けています。 高圧ガスの種類は200以上あり、状態も気体、液体、個体があり、使用例も酸素(金属の切断、医療用の吸入) 窒素(酸化防止、食品の瞬間冷凍) ヘリウム(MRIなどの医療用や風船) 炭酸ガス(炭酸飲料、施設園芸)などに使われているとのことで、燃料使用しか頭になかったわたしには目から鱗!でした。 食品添加用アルゴンガスを日本酒製造工程で使うと品質劣化をふせぐ取り組みも塩尻の小野酒造さんとやられているそうです。 ボンベの充填や管理も厳格で使用期限もあり決め細かな対応をされていました。 災害用に備蓄基地も県内何ヵ所かあるとのことですが、県としてエネルギーの災害対策をしっかりとりくんでほしいとのお話もうかがいました。