総務企画警察委員会現地調査
- 2025.07.28
毛利議員が、総務企画警察委員会の県内現地調査へ。 長野地域振興局で総括説明のあと、「長電バスの現状と課題」を会社責任者から伺いました。人口減少社会のなかで行政の支援をうけながら運転士確保に努力しているもののなかなか解決に至らない現状が説明されました。 バス事業を持続可能なものにするためには需要のあるところに投資せざるを得ず、不採算や儲からないところは維持が困難で廃止や縮小せざるを得ない苦悩が語られました。 自動運転もバス停ごとに人の乗り降りがあり、実用化には時間がかかると思うとの考えも示されました。 朝夕の通勤通学時間帯は増車して走らせているものの日中は殆ど乗車してもらえない路線もあり難しい。 移動権をどう保障するかは長野県のみならず日本的な大きな課題です。 午後は佐久警察署と佐久穂町交番へ。 概況と交番ネットワークカメラシステムについて説明をうけ、現地へ。 人手不足で交番が手薄になる場合の対応をAIの音声を使い構築しています。令和5年から計画的に整備し、今年度で県下全て終了するとのこと。 長野県の取り組みで注目されるのは画像でなく音声をひろい緊急時、事故発生時に交番と警察署をタイムリーに結んで、対応できることで、全国から視察に来るそうです。国の補助を受けていることもなかなかの知恵です。 県民にとっても現場で働く警察官にとっても安全で安心な環境がタイトに保証されるシステムで勉強になりました。佐久穂町交番は太陽光発電を設置し、交番の執務室の電気や2台の電気自動車の電気を賄えているとのこと。 近代的です。
