日本共産党長野県会議員団

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活動報告

農政林務委員会現地調査2日目

2025.06.06
農政林務委員会の南信現地調査2日目は①松川町の(株)なかひら農場、リンゴの栽培面積12ha、従業員50名。果樹生産からジュース加工、観光農園、加工品販売、農業資材販売と多角的な取組みを視察。従業員の半数以上が女性、管理職も同様。時間外はゼロと驚きです。自社開発の霜被害防止や高温の果樹日焼け低減資材の話も参考になりました。
②松川町の遊休農地対策に取組んで地域の皆さんが有機栽培した米や野菜を学校給食に提供している「ゆうき給食とどけ隊」、遊休農地活用は生産者+栄養士をつなげる町職員の地道な仕事ぶりがカギを握っていたとのこと。
③豊丘村が遊休農地の解消と関係人口創出、移住定住促進をめざしてすすめている、クラインガルテンの整備状況を視察しました。

農政林務委員会現地調査1日目

2025.06.05
和田議員は農政林務委員会で南信の現地調査へ。6月5日は上伊那地域振興局で地元自治体から要望をお聞きし、続いて管内概況説明。
午後は、①南箕輪村にできまアスパラガス集荷貯蔵施設。最新のAI搭載選別機や計量結束機を導入したことで、アスパラガス生産面積を増やしている新規就農者もいるとお聞きしました。
②JA上伊那の南部カントリーエレベーター視察。ちょうど、大麦の収穫時季。搬入された大麦を生産者ごとに麦を検査していることや品質の低い米や麦の生産者に技術指導もするそうです。昨今の状況でどうなるか?毎年、輸出米の量が増えています。
③飯島町有林の主伐、再造林の現地へ。地元七久保小学生もヒノキの植樹を手伝ったそうです。
④アルストロメリア生産者のハウスで生産者とJA上伊那の花卉栽培について聞きました。新規に始めるには、施設経費をどうするか課題も聞きました。

県民文化健康福祉委員会現地調査2日目

2025.06.03
昨日に引き続き、両角議員は県民文化健康福祉委員会の現地調査を行いました。長野県立木曽病院の現地調査では、全国に330箇所ある2次医療圏で有床医療機関が1つしかないのは木曽医療圏のみとのこと。そんな中、R8年度以降、分娩を取り扱う産科医療体制を維持し続けることが困難になる見通しについて、濱野英明院長より説明がありました。安全安心の産科医療を提供するためには、産科医師の確保のみならず、出産後の新生児の対応を行う小児科医師の確保に加えて、帝王切開時に麻酔管理を行う麻酔医師の確保が不可欠。このような中で、いつ出産になるか分からない分娩や帝王切開に対応するため、24時間365日、医療スタッフを確保するのは困難状況との事です。さんざん手を打ってきた様子も伺いました。都会から地域偏在のドクターを採用しても長続きしない、たまたまではダメ。大学病院に残らなくて良いことになってから、実入りの良い美容整形にすすむドクター。長野県内で昨年外科を志したドクターは6人。事は深刻で、ドクターを育てる国レベルの話で、人口減少の顕著な木曽に早く現れているだけで、全県の問題になるの指摘も。閉鎖が決まったわけでないので、診療報酬を上げる。県予算で年間8億円ほど木曽病院に出ている予算の増額、引き続きドクター確保に力を尽くす事が話されました。6月定例県議会当委員会の重要なテーマになります。現場に行く事は大切と改めて感じました。

県民文化健康福祉委員会現地調査1日目

2025.06.02
本日より、県民文化健康福祉委員会の現地調査が始まり、委員の両角議員が参加しています。長野保健事務所では困難事例が多いとされる児童相談所の取り組みについて伺いました。ファミリーホーム釜田学生館では、子ども達が落ち着くと思われる木造建築で、素晴らしい環境でした。そんな中で里親としての大変さも語られました。写真は地元の山口県議と檜の通し柱の前です。千曲中央病院では、千曲市に市民病院がないので、それに代わる地元の病院として、プライドを持って活動している様子が、しかし、存続には、診療報酬を上げる事が、不可欠と確認されました。写真は90歳の名誉医院長です。NPO法人子どもサポートチームすわにも訪れました。知事も来たことがあり、県が認証している施設で、フリースクールとして学校と対等の関係を構築したいと、熱く語られました。毛利団長も同席しました。明日は木曽病院にも伺います。

農業被害調査

2025.06.02
5月21日の夕方に北信の中野市から長野市、千曲市方面に竜巻のような強風、あわせて大つぶの雹(ひょう)が降り、農業被害は1億数千万円、さらに被害額は大きくなるのではと思います。
6月2日午後、和田議員と山口県議が中野市の阿部市議と一緒に被害状況を見てきました。
ぶどうの枝や葉がもぎ取られたようで言葉もないです。プラム、リンゴ、桃の果樹だけでなく、畑の野菜も痛々しいです。雹でボコボコになって、気候変動か?今までにこんなことないよと。「気持だけでいいから、支援があれば」ぽつんと一言。刺さる言葉に応えたいと感じました。

トランプ関税の影響など坂城町で聞き取り

2025.05.29
共産党長野県議団は坂城町議団と、中小企業のまち坂城町で事業所を数ヶ所訪ねて、トランプ関税の影響などを聞き取りました。光熱水料や原材料費の高騰、人手不足などの問題などもお聞きし、大変勉強になりました。お聞きした声を必ず政治に届けます。

環境文教委員会現地調査2日目

2025.05.28

環境文教委員会の現地調査2日目は、松本市を出発し上田市の上田地域振興局へ。続いて長野市に移動し北信教育事務所、さらに大町市立大町中学校へと行きました。

民間事業所の地球温暖化対策、過去最多の教員の欠員、中学校の学びの改革などについて説明を求め、必要な対策もただしました。

環境文教委員会現地調査1日目

2025.05.27

山口議員は環境文教委員会の現地調査をしています。

まずはInternational School of Naganoで私立小学校の英語教育を視察しました。

生坂村役場でPPA方式の太陽光発電、松本深志高校は生徒による自治、アクアスポットswee(松本市立博物館内)では松本市の美味しい水のフリーウォーター(マイボトル促進事業)などを視察し、それぞれ、さらに調査や研究したい課題が浮かんできました。

県議団沖縄県視察3日目

2025.01.30
30日午前は糸満市にある平和祈念資料館、平和の礎、南風原町の陸軍病院南風原壕群20号を視察しました。
保存され一部が公開されている陸軍病院南風原壕わき公園にたてられている石碑に書かれている詩に、ハッとし心臓の鼓動が止まりそうになりました。

「両の足  失なひし兵
病院を   探して泥道   這いずり   来たる」

戦争のリアルを感じました。
本土決戦引き延ばしの盾にされた沖縄戦がいかに悲惨で残虐だったか、命のうめき、叫びが聞こえてくる重い、重い視察箇所でした。

県議団沖縄県視察2日目

2025.01.29
1月29日はまず、最初に宜野湾市の普天間基地わきの佐喜眞美術館へ行きました。館長さん自ら丸木夫妻の描いた「沖縄戦の図」について 熱く語っていただき、あまりの悲惨さと込められた思いににずっしりとした衝撃を受けました。建物そのものも平和を発信する構造になっています。

沖縄返還の6月23日にちなんで普天間基地が一望できる屋上への階段は23段と6段。

続いて嘉手納基地へ行きました。ひっきりなしに爆音を響かせ戦闘機が訓練しています。町の82%が基地に占有されています。
展望台設置の測定値は100デシベルを越えています。騒音だけでなく、オイルの臭いなど、ここに住み続ける住民の苦悩は想像を越えます。

最後は2019年に火事で焼失し、復元中の首里城へ。琉球王国の栄華を語る世界遺産だけあって規模の大きさに驚きました。ほば1時間説明員の方から園内を歩きながらお話しをうかがいましたが、宮大工の皆さんが精根込め、建築し漆を塗っておられる作業を見学し、気が遠くなる思いでした。
来年秋には完成するそうですが、その時はまた来て見たいと思います。

県議団沖縄県視察1日目

2025.01.28
共産党県議団として沖縄視察を行いました。1月28日は石垣島の八重山平和祈念館へ行きました。沖縄県が管理する目立たない平屋の建物ですが、戦時中、軍令によりマラリア有病地に避難させられ住民の一割、3647人がマラリアに罹患し死亡し
遺族の皆さんが戦争マラリアとして国家補償を求めるなかで補償は叶わなかったものの、平成9年3月に慰籍(いしゃ)事業として建てられたものです。

戦争マラリアという言葉はじめて聞きました。こうして後世に語り継ぐ施設があることの重要性を痛感しました。

その後、尖閣情報発信センターへ。
尖閣諸島がかつて99戸、248人が住みアホウドリの羽毛などを採取して暮らしていたこともあったそうで、まぎれもなく日本の領土であることが歴史的、実態的にわかります。

展望台に行ってみましたが曇っていて見えず残念でした。

農政林務委員会県外視察3日目

2024.11.01
 宮城県林業技術総合センターを視察させていただきました。オールみやぎによるCLT建物の普及状況等の説明。センターも木の香りに包まれていました。CLTでマンションが建つ時代長野県内に工場ができればいろんな可能性が生まれると感じました。木の文化はいいですね。

産業観光企業委員会県外視察3日目

2024.11.01
 産業観光企業委員会の県外視察3日目(最終日)中部国際空港セントレアで水素ステーションを視察。
 愛知県職員から、愛知県のゼロカーボンを目指し、推進している水素ステーション(県内で5箇所)など説明をお聞きしました。そして、セントレア空港内の自動車をガソリン車から切り替えているようすを視察。
 和田議員は、委員会の県外視察日程を終え、名古屋からしなので帰路に着きました。

環境文教委員会県外視察3日目

2024.11.01
 県議会環境文教委員会で福岡県宇美町が開校準備を進めている「学びの多様化学校」を視察。

 多様化学校は、不登校の児童・生徒のための特例的な学校で、長野県にはないですが全国に35校あります。

 実際、児童・生徒にとってどうなのか、次はすでに設置された学校も調査したいです。

 福岡、佐賀県の3日間の視察を終え、山口議員は長野に戻りました。

農政林務委員会県外視察2日目

2024.10.31
 岩手県花巻農協に来ています。転作で雑穀の生産に取り組んで、販売まで手掛けている様子を見させていただきました。健康志向からか引き合いが多いが、機械化が難しく生産が追いつかないとの事です。岩手県は雑穀生産全国の6割を占めています。
 南三陸自伐型林業協会では、短伐期ではなく長伐期の重要性と、業者が買いたくなるような木に育てる。皆伐して植林しても基の収量にはもどらない等貴重なお話しでした。石巻市の農業経営では、木質バイオマス発電の様子も伺いましたが、チップを雑木から乾燥した杉材にしたところ炉の温度が200度高くなり、採算が取れチップの搬入が滞る事もないとのことでした。杉は水分量が多くチップに適さないと言われていましたから、ビックリです。

環境文教委員会県外視察2日目

2024.10.31
  県議会環境文教委員会の視察2日目。
 吉野ヶ里メガソーラー発電所てるてるの森(佐賀県神埼市)へ。大手電力会社が、「電力が余る」と再生可能電力を捨てている問題では、影響はそれほど無いとのことでした。

 続いて、福岡バイオフードリサイクル株式会社(福岡市)の食品廃棄物を発酵させて堆肥化、バイオガスによる発電事業を視察。

 福岡県庁(教育委員会)で、教員不足克服の取り組みと、部活動の地域移行についてお聞きしました。

 それぞれの事業で、今後の発展方向や課題も明確になり有意義な視察がでした。

農政林務委員会県外視察1日目

2024.10.30
 両角議員は、岩手県盛岡市に農政林務委員会で視察に来ています。いわてのお米ブランド化では、全国10番の約25万トンを生産していますが、量より質にこだわり、名前も、金色(こんじき)の風、銀河のしずくと県に縁のある物にし、飲食店・宿泊施設など、国内外402店舗と提携し、常時提供するなど、県も農協等と連携しながら、相当な力の入れようでした。長野県も学ぶ点が多々あります。

 岩手県ノースジャパン素材流通協同組合を訪れました。国内材に眼が向いている。長野県の唐松は素晴らしい等価値を知らせる事が大切。長野県の課題は、資源量はあるが、伐採量が少ない。山で収入をあげる林業事業体の育成がまだまだの指摘がありました。

 

産業観光企業委員会県外視察1日目

2024.10.30
 和田議員は産業観光企業委員会の県外視察へ。1日目は、県の大阪事務所・大阪観光情報センターの調査からスタート。来年4月に大阪万博を控えて、それらの対応もあるにも関わらず、大阪事務所と観光情報センターの所長、次長、主任はすべて兼務!
 さらに、所長は長野県観光機構の所長も兼務!!本当にこの体制でいいのかと思う次第です。
 次に、大阪万博の準備状況など、大阪府咲洲庁舎内で2025年日本国際博覧会協会でお聞きしました。ようやく「大屋根リング」がひとつにつながったそうです

環境文教委員会県外視察1日目

2024.10.30
  山口議員は、福岡県立博多青松高等学校を、県議会環境文教委員会で視察しました。

  多部制・単位制・通信制で、自分で選ぶ自分だけのカリキュラム(166科目、488授業)、校則は無し、安くて美味しい学食・給食…。

  生徒の多様性、一人ひとりが尊重され自由に学べる学校づくりに、ちょっとカルチャーショックでした。

県民文化健康福祉委員会県外視察3日目

2022.11.09
陸前高田へ。県議会の委員会でワタミオーガニックランドを視察しました。

生命、環境、食糧、エネルギーのあり方を問う、日本初の有機・循環型社会のテーマパークを目指すとのこと。

津波伝承館、奇跡の一本松の近く。陸前高田の活性化も掲げています。今後の動向を注目したいと思います。

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