農政林務委員会現地調査1日目
- 2025.09.08
今日は、農政林務委員会現地調査1日目。委員の和田議員と、現地議員として山口議員も参加しています。 ①中野市の北信食肉センターからスタート。と畜の段階で大量の排水•汚水がでるため、排水処理施設など新設中。食肉センターの施設や業務も説明を受けました。 ②飯綱町芋川地区に作られた、農業かんがい排水を利用して小水力発電施設が建設されている現地へ。除塵機と新型クロスフロー水車に新しい技術を採用されて効率が良いとお聞きしました。 ③長野市のいいづなお山の発電所。私も何度か視察したことがありますが、行くたびにどんどん事業を拡大していることに驚きます。 今回は製材の様子も見ることができました。私から「間伐から主伐•再造林にシフトされつつあるが、木材の確保はどうか?」と聞くと、すかさず宮澤理事長は「森林資源はあります。奥山は手がつけられていない。課題は人手不足、担い手の定着と木材価格が低いこと」ズバリでした。

愛知県立高校体育館のエアコンを視察
- 2025.08.28
和田議員と山口議員は、愛知県立高校体育館のエアコン設置について、視察。 愛知県教育委員会では、2024年度から2027年度までの4年間で、全ての県立高校の体育館•武道場に空調設備を整備することで、昨年度は36校。今年度は34校の体育館•武道場にエアコンが設置されます。 今日は、愛知総合工科高校で教育委員会の方たちから事業についてお聞きしました。学校内は校長に案内していただきました。 今日、二学期がスタートし、エアコンが効いている体育館でちょうど部活動をしている様子もみることができました。

総務企画警察委員会現地調査
- 2025.08.27
毛利議員は、総務企画警察委員会で木曽警察署、木曽地域振興局、東大木曽観測所、木曽町相撲場の調査。 木曽警察署は新築し、令和4年5月より営業開始。木をふんだんにつかった快適な庁舎ですが、独身寮が古くエアコンもないとのことで若い警察官には不人気。しかし賃借する物件も乏しいそうです。 木曽地域振興局では広域連合から陳情もありましたが、小規模町村が多く、人口減少もあり、自治体運営にも支障をきたす状況にもなっており、地域振興局が来年から広域連合に参画し、さしあたって広域交通と観光を担うとのこと。 いまのままの県の人的配置では負担が大きいこと。逆に町村はおんぶにだっこで大丈夫なのか質問させていただきました。 東大観測所が木曽町にあることは今回はじめて知りました。

決算特別委員会現地調査2日目
- 2025.08.22
山口議員は2日目の決算特別委員会の現地調査を行っています。佐久合同庁舎に缶詰め。休憩時間、お隣りの田んぼに癒されました。 小諸養護学校は、児童生徒の増加による教室不足、給食の配食不足は解消したものの、活動場所などスペースは不足したまま。特別に支援が必要な児童生徒には、特別の予算を。 佐久地域振興局、佐久農業農村支援センター、東信会計センター、東信県税事務所、小諸警察署、佐久家畜保健衛生所の決算を調査して終了しました。

決算特別委員会現地調査1日目
- 2025.08.21
山口議員は、決算特別委員会の現地調査へ。上田合庁に缶詰になり調査。 耐震診断・改修への支援事業(上田建設事務所)、刑法犯罪増加の要因と対策(上田警察署)、自殺対策(上田保健福祉事務所)、志願者確保対策(工科短期大学)などただしました。 上田終了後、小諸市のハローアニマル(動物愛護センター)の調査を行い、1日目が終了。

環境文教委員会現地調査
- 2025.08.19
山口議員が8/18から環境文教委員会の現地調査へ。 保育園から小、中、高校の連携(明科中学校)、探求心とマネージメント力の育成(上伊那農業高校)を視察。 南信教育事務所では概況の説明を受け、不登校、フリースクール、教員の欠員について、実状と教育事務所の対応をただしました。
環境文教委員会の現地調査2日目は、飯田市、塩尻市へ。 教育委員会が進める県立高校の特色化で、飯田風越の国際教養科と塩尻志学館のワイン醸造を視察。 特色化は積極面もあるが、進め方によっては高校の選択肢を狭くすることにならないか。色々考える。
飯田市ではマイクログリッド(一定の地域内において、再エネ発電で電力需要をまかなう)も視察。ただ飯田市の場合はメガソーラー主役の供給体制で、他の地域でどうやって普及していくのか疑問も。

県民文化健康福祉委員会現地調査2日目
- 2025.08.08
県民文化健康福祉委員会現地調査2日目、松本・諏訪の地域振興局管内の福祉に関係する部署の説明質疑応答を行い、安曇野市では、国営アルプスあずみの公園内古墳の森にて市内90基あるとされる古墳の中で大型古墳の発掘の実際を見せていただきました。朝廷から来た方か、あるいは安曇人の豪族の墓か、ロマンあふれるお話を伺う事が出来ました。

県民文化健康福祉委員会現地調査1日目
- 2025.08.07
両角議員は、県民文化健康福祉委員会の県内現地調査を行っています。和田議員との写真は、長野県立歴史館です。築30年が経ち全てが手狭。資料の受け入れ困難との事、改修・増築の必要性を感じて来ました。そんな中でも、知られざる里山の祈りと題し、仏像を集めた安曇野展を開催したり、戦後80年に合わせた、当時を必死に生きた皆さんの手記も展示するなど意欲的な取り組みが見て取れました。松本市内梓川の介護老人福祉施設サルビアでは、崖っぷちと言われる介護事業の中で、働きやすい職場環境を求め続け介護離職13パーセントと言われる中で、3,8パーセント新卒過去3年以上離職者ゼロとのことです。チーム力に徹し週休3日制も実現。介護の方向性も全員参加で決定。介護にだずさわることで社会を良くしたいと、職員の方が話されました。

総務企画警察委員会現地調査2日目
- 2025.07.29
毛利議員は総務企画警察委員会の現地調査の2日目。佐久地域振興局、小諸、野沢温泉村、北信地域振興局と回りました。 午後の野沢温泉村では、野沢温泉村の国の重要無形民族文化財道祖神祭り継承館建設事業の調査をしました。 毎年1月15日に行われる日本三大火祭りのひとつとも言われ、187年の歴史をもつ野沢温泉の道祖神祭り。 採火行事を行うみんなが集まり行事を継承する塲を、県の元気づくり支援金を活用して令和6年に建設。 42才と25才の年男が、巨大な社殿を組み上げ火を巡る攻防戦を繰り広げる行事ですが毎年5000人が観戦し、大変な盛り上がりになるそうです。 伝統行事を続ける拠点が整備されうれしいと地縁団体野沢組の惣代を務める方が語っておられました。 テレビでみたことはありますが、本物が観たいと思いました。

総務企画警察委員会現地調査1日目
- 2025.07.28
毛利議員が、総務企画警察委員会の県内現地調査へ。 長野地域振興局で総括説明のあと、「長電バスの現状と課題」を会社責任者から伺いました。人口減少社会のなかで行政の支援をうけながら運転士確保に努力しているもののなかなか解決に至らない現状が説明されました。 バス事業を持続可能なものにするためには需要のあるところに投資せざるを得ず、不採算や儲からないところは維持が困難で廃止や縮小せざるを得ない苦悩が語られました。 自動運転もバス停ごとに人の乗り降りがあり、実用化には時間がかかると思うとの考えも示されました。 朝夕の通勤通学時間帯は増車して走らせているものの日中は殆ど乗車してもらえない路線もあり難しい。 移動権をどう保障するかは長野県のみならず日本的な大きな課題です。 午後は佐久警察署と佐久穂町交番へ。 概況と交番ネットワークカメラシステムについて説明をうけ、現地へ。 人手不足で交番が手薄になる場合の対応をAIの音声を使い構築しています。令和5年から計画的に整備し、今年度で県下全て終了するとのこと。 長野県の取り組みで注目されるのは画像でなく音声をひろい緊急時、事故発生時に交番と警察署をタイムリーに結んで、対応できることで、全国から視察に来るそうです。国の補助を受けていることもなかなかの知恵です。 県民にとっても現場で働く警察官にとっても安全で安心な環境がタイトに保証されるシステムで勉強になりました。佐久穂町交番は太陽光発電を設置し、交番の執務室の電気や2台の電気自動車の電気を賄えているとのこと。 近代的です。

農政林務委員会現地調査2日目
- 2025.06.06
農政林務委員会の南信現地調査2日目は①松川町の(株)なかひら農場、リンゴの栽培面積12ha、従業員50名。果樹生産からジュース加工、観光農園、加工品販売、農業資材販売と多角的な取組みを視察。従業員の半数以上が女性、管理職も同様。時間外はゼロと驚きです。自社開発の霜被害防止や高温の果樹日焼け低減資材の話も参考になりました。 ②松川町の遊休農地対策に取組んで地域の皆さんが有機栽培した米や野菜を学校給食に提供している「ゆうき給食とどけ隊」、遊休農地活用は生産者+栄養士をつなげる町職員の地道な仕事ぶりがカギを握っていたとのこと。 ③豊丘村が遊休農地の解消と関係人口創出、移住定住促進をめざしてすすめている、クラインガルテンの整備状況を視察しました。

農政林務委員会現地調査1日目
- 2025.06.05
和田議員は農政林務委員会で南信の現地調査へ。6月5日は上伊那地域振興局で地元自治体から要望をお聞きし、続いて管内概況説明。 午後は、①南箕輪村にできまアスパラガス集荷貯蔵施設。最新のAI搭載選別機や計量結束機を導入したことで、アスパラガス生産面積を増やしている新規就農者もいるとお聞きしました。 ②JA上伊那の南部カントリーエレベーター視察。ちょうど、大麦の収穫時季。搬入された大麦を生産者ごとに麦を検査していることや品質の低い米や麦の生産者に技術指導もするそうです。昨今の状況でどうなるか?毎年、輸出米の量が増えています。 ③飯島町有林の主伐、再造林の現地へ。地元七久保小学生もヒノキの植樹を手伝ったそうです。 ④アルストロメリア生産者のハウスで生産者とJA上伊那の花卉栽培について聞きました。新規に始めるには、施設経費をどうするか課題も聞きました。

県民文化健康福祉委員会現地調査2日目
- 2025.06.03
昨日に引き続き、両角議員は県民文化健康福祉委員会の現地調査を行いました。長野県立木曽病院の現地調査では、全国に330箇所ある2次医療圏で有床医療機関が1つしかないのは木曽医療圏のみとのこと。そんな中、R8年度以降、分娩を取り扱う産科医療体制を維持し続けることが困難になる見通しについて、濱野英明院長より説明がありました。安全安心の産科医療を提供するためには、産科医師の確保のみならず、出産後の新生児の対応を行う小児科医師の確保に加えて、帝王切開時に麻酔管理を行う麻酔医師の確保が不可欠。このような中で、いつ出産になるか分からない分娩や帝王切開に対応するため、24時間365日、医療スタッフを確保するのは困難状況との事です。さんざん手を打ってきた様子も伺いました。都会から地域偏在のドクターを採用しても長続きしない、たまたまではダメ。大学病院に残らなくて良いことになってから、実入りの良い美容整形にすすむドクター。長野県内で昨年外科を志したドクターは6人。事は深刻で、ドクターを育てる国レベルの話で、人口減少の顕著な木曽に早く現れているだけで、全県の問題になるの指摘も。閉鎖が決まったわけでないので、診療報酬を上げる。県予算で年間8億円ほど木曽病院に出ている予算の増額、引き続きドクター確保に力を尽くす事が話されました。6月定例県議会当委員会の重要なテーマになります。現場に行く事は大切と改めて感じました。

県民文化健康福祉委員会現地調査1日目
- 2025.06.02
本日より、県民文化健康福祉委員会の現地調査が始まり、委員の両角議員が参加しています。長野保健事務所では困難事例が多いとされる児童相談所の取り組みについて伺いました。ファミリーホーム釜田学生館では、子ども達が落ち着くと思われる木造建築で、素晴らしい環境でした。そんな中で里親としての大変さも語られました。写真は地元の山口県議と檜の通し柱の前です。千曲中央病院では、千曲市に市民病院がないので、それに代わる地元の病院として、プライドを持って活動している様子が、しかし、存続には、診療報酬を上げる事が、不可欠と確認されました。写真は90歳の名誉医院長です。NPO法人子どもサポートチームすわにも訪れました。知事も来たことがあり、県が認証している施設で、フリースクールとして学校と対等の関係を構築したいと、熱く語られました。毛利団長も同席しました。明日は木曽病院にも伺います。

農業被害調査
- 2025.06.02
5月21日の夕方に北信の中野市から長野市、千曲市方面に竜巻のような強風、あわせて大つぶの雹(ひょう)が降り、農業被害は1億数千万円、さらに被害額は大きくなるのではと思います。 6月2日午後、和田議員と山口県議が中野市の阿部市議と一緒に被害状況を見てきました。 ぶどうの枝や葉がもぎ取られたようで言葉もないです。プラム、リンゴ、桃の果樹だけでなく、畑の野菜も痛々しいです。雹でボコボコになって、気候変動か?今までにこんなことないよと。「気持だけでいいから、支援があれば」ぽつんと一言。刺さる言葉に応えたいと感じました。

トランプ関税の影響など坂城町で聞き取り
- 2025.05.29
共産党長野県議団は坂城町議団と、中小企業のまち坂城町で事業所を数ヶ所訪ねて、トランプ関税の影響などを聞き取りました。光熱水料や原材料費の高騰、人手不足などの問題などもお聞きし、大変勉強になりました。お聞きした声を必ず政治に届けます。

環境文教委員会現地調査2日目
- 2025.05.28
環境文教委員会の現地調査2日目は、松本市を出発し上田市の上田地域振興局へ。続いて長野市に移動し北信教育事務所、さらに大町市立大町中学校へと行きました。
民間事業所の地球温暖化対策、過去最多の教員の欠員、中学校の学びの改革などについて説明を求め、必要な対策もただしました。

環境文教委員会現地調査1日目
- 2025.05.27
山口議員は環境文教委員会の現地調査をしています。
まずはInternational School of Naganoで私立小学校の英語教育を視察しました。
生坂村役場でPPA方式の太陽光発電、松本深志高校は生徒による自治、アクアスポットswee(松本市立博物館内)では松本市の美味しい水のフリーウォーター(マイボトル促進事業)などを視察し、それぞれ、さらに調査や研究したい課題が浮かんできました。

県議団沖縄県視察3日目
- 2025.01.30
30日午前は糸満市にある平和祈念資料館、平和の礎、南風原町の陸軍病院南風原壕群20号を視察しました。
保存され一部が公開されている陸軍病院南風原壕わき公園にたてられている石碑に書かれている詩に、ハッとし心臓の鼓動が止まりそうになりました。 「両の足 失なひし兵 病院を 探して泥道 這いずり 来たる」 戦争のリアルを感じました。
本土決戦引き延ばしの盾にされた沖縄戦がいかに悲惨で残虐だったか、命のうめき、叫びが聞こえてくる重い、重い視察箇所でした。

県議団沖縄県視察2日目
- 2025.01.29
1月29日はまず、最初に宜野湾市の普天間基地わきの佐喜眞美術館へ行きました。館長さん自ら丸木夫妻の描いた「沖縄戦の図」について 熱く語っていただき、あまりの悲惨さと込められた思いににずっしりとした衝撃を受けました。建物そのものも平和を発信する構造になっています。 沖縄返還の6月23日にちなんで普天間基地が一望できる屋上への階段は23段と6段。 続いて嘉手納基地へ行きました。ひっきりなしに爆音を響かせ戦闘機が訓練しています。町の82%が基地に占有されています。 展望台設置の測定値は100デシベルを越えています。騒音だけでなく、オイルの臭いなど、ここに住み続ける住民の苦悩は想像を越えます。 最後は2019年に火事で焼失し、復元中の首里城へ。琉球王国の栄華を語る世界遺産だけあって規模の大きさに驚きました。ほば1時間説明員の方から園内を歩きながらお話しをうかがいましたが、宮大工の皆さんが精根込め、建築し漆を塗っておられる作業を見学し、気が遠くなる思いでした。 来年秋には完成するそうですが、その時はまた来て見たいと思います。
