農政林務委員会県外視察③
- 2025.11.07
農政林務委員会の県外視察3日目です。 県外視察の最後の視察先は、一般財団法人日本きのこセンター。常務理事の長谷部公三郎所長や研究所の研究者の皆さんから、平成26年に鳥取県きのこビジョン策定。①3品種のブランド強化 ②新たなきのこ産業の創出や、きのこ遺伝資源の液体窒素保存が1308種、11359株。その活用など、とても興味深いお話をお聞きしました。長谷部先生からも熱量を感じました。 長野県はきのこ王国と言われています。鳥取県から取り入れるものもあるのではないかと思いました。 これで3日間の視察終了。 鳥取コナン空港から帰路につきます。
環境文教委員会県外視察②
- 2025.11.06
環境文教委員会の視察2日目は、まず南阿蘇湯の谷地熱発電所へ。 よく言われる地熱発電による周辺の温泉への影響は、まったくないそうです。 次に、阿蘇山ビジターセンター・火山博物館へ。単なる観光施設ではなく、阿蘇の火山や自然の魅力を総合的に紹介し、教育機能も果たしていて納得でした。 最後は、公立高校として初のマンガ学科を設置した熊本県立高森高等学校。 定員の4分の1くらいしか生徒が集まらず廃校の危機だった高校が、マンガ学科設置で競争率が4倍以上に。ビックリです。 でもそれは、マンガ学科の珍しさが当たっただけではありませんでした。 高森町のマンガにかかわる教材や寮設置など生徒への生活支援、マンガ出版社によるプロ漫画家の講師派遣など、手厚いバックアップ体制があってのことでした。 長野県の高校の特色化を考える参考になりました。
農政林務委員会県外視察②
- 2025.11.06
農政林務委員会の県外視察2日目です。 午前は、岡山県真庭市の銘建工業㈱でCLT(クロス•ラミネート•ティンバー:直交集成板)の製材工場、CLTで建築された事務所、バイオマス発電の視察。CLT材の可能性を実感しました。 午後は鳥取県八頭町、大江ノ郷自然牧場の6次産業の1つレストランで昼食、そして平飼い養鶏から卵直売所ココガーデンなど地域の農産物とつながり年間36万人が訪れるようになったことなどお聞きしました。 2日目最後は鳥取市㈱みんなの牧場。酪農家の離農、生乳生産減少から生産量確保や後継人材育成のために会社を設立。現在は成牛700頭、育成牛250頭。生乳生産日量17㌧、従業員21人(平均年齢31歳)糞尿処理はバイオマスプラント。エネルギーと堆肥に活用しているところまで視察させていただきました。 3カ所とも、もっと時間が欲しい。いい視察ができました。
環境文教委員会県外視察①
- 2025.11.05
山口議員は環境文教委員会の県外視察で、信州まつもと空港から福岡空港へ飛び、そのまま空港内で(株)JALスカイ九州さんの福岡空港における脱炭素の取り組みを視察しました。 空港車両のEV化が進んでいますが、大きな力が必要な航空機牽引車やトーイングトラクターは、廃食用油を活用したバイオディーゼル燃料が頼りだそうです。 バイオディーゼル燃料活用の課題の一つであるコスト削減対策について質問しました。 国や自治体の研究開発や支援のあり方など、もう少し調べたいと思います。
農政林務委員会県外視察①
- 2025.11.05
和田議員は今日から3日間、農政林務委員会の県外視察へ。 1日目は、岡山県の㈱林ぶどう研究所と岡山県農林水産総合センター農業研究所の2カ所。 ㈱林ぶどう研究所は、ぶどう農家の4代目 林慎吾代表取締役がぶどうの育種に取組んで、岡山県が全国生産量90%を占める「マスカット•オブ•アレキサンドリア」から新品種「マスカットジパング」の開発。新品種の開発まで10年の歳月がかかったことなどぶどうにかける熱量がスゴいお話をお聞きしました。 県農業研究所では、主要果樹の桃、ぶどうについて、研究所の園地で果樹の高温対策の研究や省力化栽培のとりくみを視察しました。
県民文化健康福祉委員会 県外視察②
- 2025.10.31
視察、3日目、静岡県立静岡がんセンターを視察させていただきました。常に先進的で最新鋭の医療技術、医療機器を導入。初診から退院に至るまで、切れ目なく専門スタッフが患者や家族を支援。写真にあるよろず相談は、年間一万四千件がんに関する様々な相談に対応。患者、家族からは、心強いと評判で全国に波及しているとの事です。相澤病院が来年3月でやめてしまう陽子線治療について伺ったところ、小児がんには、傷を残さない等必要な治療との事で、民間だが、県が支援できないだろうか、ともいわれました。経営は大変で、独立法人化している長野県立病院のように、自由度はあっても、経営を考えると、直営がベストとのお話しでした。写真は、上坂総長です。ホテルのような患者談話室です。「治す医療か」ら、「治し、支える医療」へ。の言葉が印象的でした。
総務企画警察委員会 県外視察③
- 2025.10.30
2028年長野県で国民スポーツ大会・全国障がい者スポーツ大会が開催されます。 松本市の陸上競技場など、会場となる施設をいま改修中ですが、昨年開催した佐賀県のメイン会場SAGAスタジアムを訪問し、SAGA SUNRISE PARKの他の施設も案内していただきながら、大会後の施設利用やスポーツ振興、選手の育成などについて伺いました。 SAGA SUNRISE PARK内にはイベントも開催できるアリーナ、17面のテニスコート、陸上競技場、プール、サッカー場、ラグビー場などが集積されていて、膨大な広さ。行政と指定管理団体の説明のあと10000歩いて会場を回り、へと、へと。 パーク内は周囲をランニングできるコースも整備されていて、何人かの方が走っていました。 佐賀駅から徒歩15分という立地で防災拠点にもなる1万人収容できるアリーナでのイベントは大盛況。国内外のトップアスリートのキャンプ誘致や陸上競技場は少年野球にも使用。 佐賀県ではスポーツ文化の拡大とトップアスリートの育成をめざしたSSP(SAGAスポーツピラミッド)構想推進条例をつくり強化をはかっています。 トップアスリートの就職支援や人づくり、地域づくりなど国スポ・全障スポ終了後も支えていく取り組みは素晴らしいなと思いました。 強い選手の育成とともに、誰もがスポーツに親しみ、健康で快適な暮らしを広げていく必要も感じました。 大会が終わり、維持管理が重荷にならないように活用策が求められると思いました。 佐賀はちょうどバルーンフェスタと重なり、臨時列車もでるほどで駅は込み合っていました。
総務企画警察委員会 県外視察②
- 2025.10.30
長野県では長野市の都市計画に合わせ、県庁周辺の再編整備計画を進捗中です。 その要の一つに県警本部が現状、県庁舎の9階と10階にありますが、多様化・複雑化する事件に対応するには手狭になっていて、県民の生活の安全安心を保障するには支障があり、独自の庁舎が必要だと10年来議論されてきました。 「しあわせ信州創造プラン3・0」ではここ数年で方向付けすることが決まっていて今の長野合庁の駐車場に建てることになっています。 長崎県警は魚市場跡地に8階建ての庁舎を3年の工期を経て建設し、平成30年2月から運用を開始しています。 耐震性能にすぐれ、災害発生時にも対応でき、環境面でも冷却や蓄熱貯留水を飲料水やトイレ水として利用し、断熱性に富んだ建築で時代の最先端。機材も新しい機能のものが備えられていて驚くことばかり。 総事業費110億円ときいてさらにビックリ。いまは資材費も値上がっていて、とてもではないが長野で同じような施設は建てられないなとおもいました。 特別支援学校の老朽化対策、障がい者医療費の現物給付、給食費の無償化など県民要望もたくさんあるなか、建設事業債も増えてきているし、高校再編でも多額の費用がみこまれ、悩ましいところですが、県警庁舎も先送りできず、知恵のだしどころです。 被爆地長崎だけあって原爆で亡くなった警察官の慰霊碑が本庁舎との連絡通路に建ててあり手を合わせてきました。
県民文化健康福祉委員会 県外視察①
- 2025.10.29
本日から、3日間、県民文化健康福祉委員会の県外視察が行われ、両角議員は愛知県、静岡県を訪れます。本日は、瀬戸SOLAN学園を視察させていただきました。元気の良い子ども達です。「学びは、楽しさか。課題は自分でさがす」基本はあるが自由度が違い、なに・なぜを大切に。67名の教師の内、外国籍が20名と多く、26名のクラスに2人の担任体制と恵まれた条件環境下でした。これからの学びの参考には、なりました。写真は、積み木の様な図書室の本棚。子ども達がカメ等生き物も。自分で物語も制作と楽しい授業の様子です。
総務企画警察委員会 県外視察①
- 2025.10.29
全国でも長野県でも地域公共交通が経営難に陥り、路線バスの廃止や縮小せざるを得ない状況に追いやられているなか、昭和9年(1934年)以来、東京都を除けば唯一県営バス事業を展開している長崎県交通局を議会総務企画警察委員会として毛利議員が視察させていただきました。 長崎県交通局は長崎南部を中心とする路線バス、長崎県と九州4県をむすぶ高速バス、貸切バスなどの事業を展開しています。 これまでの取り組みで一定の健全性は維持してきたようですが、コロナ禍や利用者の減少、運転士不足などの影響で経常収支が悪化し赤字に。ルール以上に行政からの財政支援がないなかで苦労されている様子が話されました。 運賃値上げや民間の長崎バスとの共同経営方式による路線バスの再編実施、長崎市中心部の資産活用等により経営改善をはかりながら日常生活を支える交通局の使命を果たすために努力しているとのこと。 職員は公務員として採用され、技能職の賃金体系を適用しているようですが、近年、人事院の賃金アップ勧告が連続して出されているなか、なかなか迅速な対応が困難なため平成元年のものを適用しているとのことでした。 それでも運転手不足は深刻だとのことで年間休日を91日から104日(週休2日)にし、処遇改善をはかりながら毎月採用を実施したり、採用後大型二種免許を取得できるようにしたり、高校新卒者を採用し、1年間は局内で養成し、1年後に大型免許をとってもらったり、県内外の企業説明会に参加したりと取り組まれているようですが、いま現在24名不足とのこと。 長野県として何が具体化できるかしっかり検討させていただき、施策に生かせればと思います。
リニア現地調査2日目
- 2025.09.12
日本共産党長野県議団の視察2日目。昨日に続き、リニア中央新幹線工事の現地をまわりました。 長野県駅(仮称)近くの橋脚に、基準値以上のヒ素を含む要対策土を利用する現場(飯田市)。 続いて日照権などが問題となった高架橋工事現場(喬木村)へ。 現場に立つと、住民のみなさんの不安が実感できます。 豊丘村では、要対策土を残土処分場に埋めることに不安の声をあげているみなさんと、運動の進め方など意見交換を行いました。 現地で頑張っているみなさんに案内していただき、おかげさまで充実した2日間の視察となりました。
リニア現地調査・登戸研究所平和資料館視察
- 2025.09.11
リニアの残土置き場でおきている問題について、日本共産党長野県議団で現地調査を行っています。飯田に行く前に、駒ヶ根市にある登戸研究所平和資料館に立ち寄りました。まず、登戸研究所平和資料館(駒ヶ根市中沢)で、松久芳樹登戸研究所調査研究会事務局長さんから説明をしていただきました。地域の戦争の歴史を知ることで、戦争の怖さを身近に感じとることができます。 化学兵器の開発、にせ札づくり、風船爆弾などの秘密戦を強化するための秘密謀略機関。なぜこの地に疎開してきたのか、戦争末期、本土決戦に備え兵器の製造がおこなわれていた。事などを伝える貴重な資料館でした。改めて平和を守らねばと強く感じました。
続いて、リニア中央新幹線のトンネル残土関連の現地調査。阿智村七久里、隣接する飯田市山本の残土処分計画地へ。絶滅危惧植物種が確認されているお花畑を守るため、熱心な活動をしている地元の方にお話をお聞きしました。 続いて下條村睦沢。残土埋め立て後の土地利用について、地元の要望をうかがいました。処分地下流の活断層も説明を受けました。1日目の最後は、川路駅(飯田市)の残土仮置き場予定地。ヒ素などを含む要対策土の活用が計画され、地元の方は汚染の不安を感じています。2年ぶり、13回目のリニア中央新幹線の現地調査。開通の見通しが立たないなか、工事が進み、新たな課題が見えて来ました。
農政林務委員会現地調査2日目
- 2025.09.09
和田議員は、農政林務委員会の現地調査2日目です。 小谷村に宿泊。清々しい空気を深呼吸、スタート。 ①白馬村北城地区で経営体育成基盤整備事業を視察。「コメしか作ったことがない」ところで、水田を集約、規模拡大することと、整備された農地の一部に高収益作物の栽培もすること。そこでコメしか作ったことない皆さんが苦心して白ネギ栽培も取組んでいる話を伺いました。 ②松川村でツキノワグマ被害対策、緩衝帯整備について。昨年9月に村内の住宅地で2人の女性がクマに襲われる人身被害がありました。松川村以前から村の西部に全体延長14kmの野生鳥獣侵入防護柵を整備していたにも関わらず人身被害があり、さらに対策する緩衝帯整備を進めている現地を視察。緩衝帯は一度草木を切っても、また生えてくるので、ご苦労されている様子。継続、維持する必要性を実感。 ③、④池田町の畑地帯総合土地改良事業を視察。養蚕が盛んだったころ桑畑だった農地は、養蚕が衰退するとともに荒廃して手がつかなかったところに、土地改良事業を入れてワイン用ぶどうの栽培を進めて来たこと。質の良いワイン用ぶどうをメーカーと提携していること。 さらに、自分でワイナリーを作り、ワイン造りしているところも視察。
農政林務委員会現地調査1日目
- 2025.09.08
今日は、農政林務委員会現地調査1日目。委員の和田議員と、現地議員として山口議員も参加しています。 ①中野市の北信食肉センターからスタート。と畜の段階で大量の排水•汚水がでるため、排水処理施設など新設中。食肉センターの施設や業務も説明を受けました。 ②飯綱町芋川地区に作られた、農業かんがい排水を利用して小水力発電施設が建設されている現地へ。除塵機と新型クロスフロー水車に新しい技術を採用されて効率が良いとお聞きしました。 ③長野市のいいづなお山の発電所。私も何度か視察したことがありますが、行くたびにどんどん事業を拡大していることに驚きます。 今回は製材の様子も見ることができました。私から「間伐から主伐•再造林にシフトされつつあるが、木材の確保はどうか?」と聞くと、すかさず宮澤理事長は「森林資源はあります。奥山は手がつけられていない。課題は人手不足、担い手の定着と木材価格が低いこと」ズバリでした。
愛知県立高校体育館のエアコンを視察
- 2025.08.28
和田議員と山口議員は、愛知県立高校体育館のエアコン設置について、視察。 愛知県教育委員会では、2024年度から2027年度までの4年間で、全ての県立高校の体育館•武道場に空調設備を整備することで、昨年度は36校。今年度は34校の体育館•武道場にエアコンが設置されます。 今日は、愛知総合工科高校で教育委員会の方たちから事業についてお聞きしました。学校内は校長に案内していただきました。 今日、二学期がスタートし、エアコンが効いている体育館でちょうど部活動をしている様子もみることができました。
総務企画警察委員会現地調査
- 2025.08.27
毛利議員は、総務企画警察委員会で木曽警察署、木曽地域振興局、東大木曽観測所、木曽町相撲場の調査。 木曽警察署は新築し、令和4年5月より営業開始。木をふんだんにつかった快適な庁舎ですが、独身寮が古くエアコンもないとのことで若い警察官には不人気。しかし賃借する物件も乏しいそうです。 木曽地域振興局では広域連合から陳情もありましたが、小規模町村が多く、人口減少もあり、自治体運営にも支障をきたす状況にもなっており、地域振興局が来年から広域連合に参画し、さしあたって広域交通と観光を担うとのこと。 いまのままの県の人的配置では負担が大きいこと。逆に町村はおんぶにだっこで大丈夫なのか質問させていただきました。 東大観測所が木曽町にあることは今回はじめて知りました。
決算特別委員会現地調査2日目
- 2025.08.22
山口議員は2日目の決算特別委員会の現地調査を行っています。佐久合同庁舎に缶詰め。休憩時間、お隣りの田んぼに癒されました。 小諸養護学校は、児童生徒の増加による教室不足、給食の配食不足は解消したものの、活動場所などスペースは不足したまま。特別に支援が必要な児童生徒には、特別の予算を。 佐久地域振興局、佐久農業農村支援センター、東信会計センター、東信県税事務所、小諸警察署、佐久家畜保健衛生所の決算を調査して終了しました。
決算特別委員会現地調査1日目
- 2025.08.21
山口議員は、決算特別委員会の現地調査へ。上田合庁に缶詰になり調査。 耐震診断・改修への支援事業(上田建設事務所)、刑法犯罪増加の要因と対策(上田警察署)、自殺対策(上田保健福祉事務所)、志願者確保対策(工科短期大学)などただしました。 上田終了後、小諸市のハローアニマル(動物愛護センター)の調査を行い、1日目が終了。
環境文教委員会現地調査
- 2025.08.19
山口議員が8/18から環境文教委員会の現地調査へ。 保育園から小、中、高校の連携(明科中学校)、探求心とマネージメント力の育成(上伊那農業高校)を視察。 南信教育事務所では概況の説明を受け、不登校、フリースクール、教員の欠員について、実状と教育事務所の対応をただしました。
環境文教委員会の現地調査2日目は、飯田市、塩尻市へ。 教育委員会が進める県立高校の特色化で、飯田風越の国際教養科と塩尻志学館のワイン醸造を視察。 特色化は積極面もあるが、進め方によっては高校の選択肢を狭くすることにならないか。色々考える。
飯田市ではマイクログリッド(一定の地域内において、再エネ発電で電力需要をまかなう)も視察。ただ飯田市の場合はメガソーラー主役の供給体制で、他の地域でどうやって普及していくのか疑問も。
県民文化健康福祉委員会現地調査2日目
- 2025.08.08
県民文化健康福祉委員会現地調査2日目、松本・諏訪の地域振興局管内の福祉に関係する部署の説明質疑応答を行い、安曇野市では、国営アルプスあずみの公園内古墳の森にて市内90基あるとされる古墳の中で大型古墳の発掘の実際を見せていただきました。朝廷から来た方か、あるいは安曇人の豪族の墓か、ロマンあふれるお話を伺う事が出来ました。