中央児童相談所で現況を伺いました
- 2023.08.30
毛利議員と高村議員と山口議員は、児童虐待など深刻な対応事案が増えているなかで現況をお聞きするために中央児童相談所をお訪ねしました。 管轄が6市6町6村と広大で相談の半分は長野市からのもの。 15人分の一時あずかりも行っていますが、目一杯はいると回せなくなってしまうため、児童養護施設などにも委託しているとのこと。 昨年は2215件の相談があり、1068件が虐待相談。 年々困難事例が増えているとのことですが、子どもの権利第1に頑張っておられる姿に頭が下がります。 夜間休日も対応しており、昨夜も朝の3時4時まで3件の対応をされたとのこと。 課題は若い経験の浅い職員がふえてきているため、ベテランと組んで対応しているがスキルアップが必要とのことでした。 施設をご案内いただきながらのお話もうかがうことができ有意義でした。
産業観光企業委員会現地調査④
- 2023.08.29
議会委員会調査29日は、長野県企業局の川中島水道管理事務所へ。 ここは地下水15本と上田の諏訪形浄水場から送水されてくる淨水を長野市、千曲市の55146戸に給水しています。 水道水は殺菌のために塩素をいれていますが、ここの地下水がやや酸性のために水道管などがさびてしまうので錆止めとして苛性ソーダを加えて中和しています。 その装置をみさせていただきました。 さらに、塩素では殺菌されない原虫のクリプトスポリジウムがあるためUVーCの紫外線をあてて殺菌しているとのことでその装置もみせていただきました。 安全・安心な飲み水を安定的にとどける努力に感謝です。
産業観光企業委員会現地調査③
- 2023.08.28
毛利議員は議会産業観光企業委員会で28日、御代田町にあるミネベアミツミ軽井沢工場を視察。 同社は世界各地に工場をもち、連結子会社120社、従業員85000人余、直近の連結売上高1兆1240億円と途方もない巨大企業で、ベアリングやモーター、半導体などを製造。 軽井沢工場には技術開発や人材育成、ベアリング工場があり1350人が働いていますが、新しく敷地内に7階建ての「テクノロジーセンター」を50億円かけて新設し150人が従事。 ショールームが1階にあり説明をお聞きしました。外径1、5㎜から22㎜のベアリングがロボットやドローン、競技用車イスや釣具、歯医者さんのデンタルハンドピース、飛行機の翼の上げ下げにもつかわれていて、あらためて多用途にベアリングが使われていることを知りました。 小学生の見学も盛んらしく子ども達がもの作りに興味をもってくれればと話していました。 子どもたちは見学後「会社でSDGSはどう取り組んでいるか」など大人顔負けの質問もしてくるそうです。 若い皆さんが研究職として働いておられましたが、私とは世界が違うような感じでした。 写真はNGとのことでプレゼン写真のみ。
産業観光企業委員会現地調査②
- 2023.08.28
毛利議員は、議会産業観光企業委員会の現地調査で株式会社鈴木の須坂インター工場へ。 長野県の「ものづくり産業応援助成金」をうけておられる会社で従業員が1000人余の大きな企業です。 金型をベースに最先端技術を駆使して電子部品、車載部品などを製造しています。 ディスペンサーやプリント基盤にハンダ付けを行うリフロー炉などの完成品をみさせていただきました。 町工場のハンダづけしか知らない私にはまさに技術革命の感がありました。
産業観光企業委員会現地調査①
- 2023.08.28
今日から毛利議員は議会産業観光企業委員会の東北信地区現地調査へ。 最初に長野市若里にある県の工業技術総合センターに行きました。 材料技術部門の概要説明のあと施設内見学をしました。 平成元年に国の地方創成拠点整備交付金を受け10億円をかけて整備した3Dラボの精密さに魅了されました。
農政林務委員会現地調査2日目
- 2023.08.08
農政林務委員会2日目は上田、佐久地域振興局の現地調査。上田は高村議員、佐久は藤岡議員が地元議員として、参加しました。 上田は、稲倉の棚田で棚田の保全と棚田オーナー制度、棚田キャンプなど知恵と工夫をして、地域の外からも多くの人に関わってもらう活動を聞きました。子どもたちが稲倉の棚田にいる生物あてゲームも作りました。 佐久では、JA佐久浅間の望月土づくりセンターで地域の酪農家の畜糞の堆肥を使って混合肥料で成分調整、さらにペレット型にする施設を見学。 今年の春肥が高騰すると言われるなかで、春肥にギリギリ間に合ったそうです。堆肥は匂いと施肥が課題です。ペレット型は両方に対応しています。現地調査はとても参考になりました
農政林務委員会現地調査
- 2023.08.07
和田議員は8月7日から一泊二日で農政林務委員会で東北信の現地調査です。 1日目、長野と北信の地域振興局で、千曲川沿岸相之島で排水機場を視察、管内には26カ所も排水機場があります。水害への備えをしてきたポンプや施設の老朽化対策を進めている説明、ポンプの能力アップもしています。
午後は、北信州森林組合が取組んでいる森林の境界の明確化と、スマホによる原木材積計測システムなど野沢温泉村の伐採作業現地調査。 1日目の最後は、中野市のぶどうなど、急速冷凍•加工することで、生食用として出荷できないB級品も廃棄せずに食材として流通させる取組みを視察。冷凍された、長野パープルとシャインマスカットをひと粒ずついただきました。
6月議会報告が完成しました
- 2023.08.04
6月議会報告が完成しました。ご覧ください。
環境文教委員会現地調査2日目
- 2023.08.04
本日は、長野県環境文教委員会の視察2日目、松本市旧開智学校校舎の、耐震補強工事と改修工事の現場を視察させていただきました明治の職人さんの心意気が伝わってくるような現場でした。文化財に対する県の補助金が少なく、県宝なのに市町村の方が出し分が多かったり、舞台を入れる舞台小屋には補助金が出ないなど矛盾した話もお聞きしました。文化財を残すための県の立ち位置が問われていると感じてきました。
環境文教委員会現地調査
- 2023.08.04
県議会環境文教委員会の現地調査を昨日と本日実施しており、委員長の両角議員が参加しています。寿台養護学校では松本養護の生徒受け入れるようになったときから、校舎が手狭になり大変な状況でした。図書室も半分に仕切り教室に、職員室も長机をつなぎ合わせた状態でした。駐車場も学校敷地内では間に合わず借り上げ、職員にも、負担をしてもらっている。義務では考えられないようなことがまかり通っている現状があり、早急に予算付けをし、改善の必要性を強く感じてきました。
中条のため池へ現地調査
- 2023.08.03
和田議員が、中条のため池の水源を管理している方から相談を受けて、現地調査。 そして今日、地域振興局の担当職員に同行していただき、地元の皆さん方と、再度、現地へ。 担当職員の皆さんも、現地で話を聞いて??だったことが理解できたと言われました。 地元の方は、繰り返し「善処をお願いします」と要望されました。和田議員からも職員の方にお願いしました。
危機管理建設委員会現地調査
- 2023.08.02
藤岡議員は8月1日、2日と、危機管理建設委員会の東北信現地調査に行ってきました。 小川村の6月に氾濫した土尻川の災害現場や、消防学校、佐久地域では19年の台風19号により氾濫した滑津川の復旧工事現場など、見学してきました。
障害児学校の先生方と懇談
- 2023.08.01
共産党長野県議団で、障害児学校の先生方から、各学校の施設の現状などをお聞きしました。 老朽化、児童生徒が増加して教室はギュウギュウ詰め、厨房のスペースが足りなくなり全員分提供できない給食、古くて臭い和式トイレ…。 特別な支援が必要な児童生徒に、あまりに過酷な環境です。最優先で解決を。
総務企画警察委員会現地調査2日目
- 2023.07.28
委員会の現地調査2日目は、岡谷警察署からスタートし、諏訪地域振興局、茅野市で地域発元気づくり支援金事業を視察しました。副委員長の山口議員と地元議員の毛利議員が参加しました。岡谷警察署の概況説明のあと、初めて留置室をみさせていただきました。いまは非常設で、使われるのは長距離の護送や移送時のみだそうですが、何もない部屋でした。撮影はNGでした。
茅野市で玉川山田どじょうプロジェクトを視察。どじょうなど地域の伝統食を復活、古民家を再生しプロジェクトの拠点(どじょうハウス阿弥陀亭)をつくりました。 玉川山田どじょうプロジェクトは、昨年度の「地域発 元気づくり大賞」を受賞。どじょう料理は、阿弥陀亭で提供しています。
「地域発 元気づくり支援金」(NPO等の地域を活性化する事業への県の支援制度)の取り組みを二日間視察しました。遊歩道、関係人口創出、郷土食の復活など、それぞれ地域の方々の自主的な特色ある取り組みでした。 同時に、事業の定着や効果などもきちんと見ていく必要がありそうです。
総務企画警察委員会現地調査1日目
- 2023.07.27
山口議員が県議会の総務企画警察委員会の視察(1日目)。NPO等の地域の元気を生み出す事業への、県の支援制度の活用状況を視察しました。 北アルプスの眺望が自慢の遊歩道(大町市)。 地域の困りごとに取り組むボランティアツアー等による「関係人口」の拡大は、若い人が奮闘(辰野町)。 いま、様々な取り組みが広がっています。
辰野町でstayDIOのみなさんの取り組みを視察。行きつけの田舎(関係人口)づくりは、故郷を求める都会の若者たちが、辰野町の川島地区で立ち上げました。(右上写真) 松本地域振興局で、委員会に関係する県事業の推進について調査。(左下写真)
産業観光企業委員会県内現地調査その⑤
- 2023.07.25
午後は松本駅前フコク生命ビル1〜2階にある長野県若年者就業サポートセンター(通称ジョブカフェ信州)へ。 平成15年、若者の失業率がたかくなったことを契機に設置。長野のもんぜんぷら座4階に分室があります。 学生から44才までを対象にハローワークと連携しながら、就職情報の提供、職業紹介、履歴書の書き方や面接などの就業支援をワンストップで実施。 令和4年は新規登録者1293人、就職は1056人で81、7%が就職に結び付いたようです。そのうち正規で雇用された人が83%ということなのでよく頑張っていただいていると思います。 さらなる周知と定着へのサポートが求められています。
産業観光企業委員会県内現地調査2日目その④
- 2023.07.25
2日目の最初は諏訪地域振興局で概況説明。 その後塩尻市柿沢にあるサンサンワイナリーへ。社会福祉法人が農福連携の取り組みもされながら、自社農園でおもにメルローとシャルドネを栽培し、ワイン醸造所ももち、ワインを作っておられます。 2015年から本格的につくられたワインは2022年にはIWCワインコンクールでシャトーサンサンメルロがトロフィー賞、金賞、ベストバリュー賞の3冠を獲得。 塩尻市内に老舗のアルプスワインや、五一ワインなどがあるなかでブドウの個性を最大限にひきだした美味しいワインを提供するために頑張っておられます。 説明してくださったファクトリーマネージャーの田村氏は山梨大学でまなばれた経歴をもち頑張っておられます。長野県がワイナリー数が70を越え、山梨の90に迫るなか日本的なワイン県になる可能性があることも話されていました。
産業観光企業委員会県内現地調査その③
- 2023.07.24
現地調査の1日目の最後は岡谷酸素株式会社。LPガスをベースにエネルギーを家庭、事業所、飲食店、病院などに提供されています。 港に輸入されたLPガスをタンクローリーで会社にはこびそこから利用者に届けています。 高圧ガスの種類は200以上あり、状態も気体、液体、個体があり、使用例も酸素(金属の切断、医療用の吸入) 窒素(酸化防止、食品の瞬間冷凍) ヘリウム(MRIなどの医療用や風船) 炭酸ガス(炭酸飲料、施設園芸)などに使われているとのことで、燃料使用しか頭になかったわたしには目から鱗!でした。 食品添加用アルゴンガスを日本酒製造工程で使うと品質劣化をふせぐ取り組みも塩尻の小野酒造さんとやられているそうです。 ボンベの充填や管理も厳格で使用期限もあり決め細かな対応をされていました。 災害用に備蓄基地も県内何ヵ所かあるとのことですが、県としてエネルギーの災害対策をしっかりとりくんでほしいとのお話もうかがいました。
産業観光企業委員会県内現地調査その②
- 2023.07.24
毛利議員は、かんてんぱぱで名が知られる伊那食品工業がかんてんぱぱガーデンに昨年3月オープンした食のセレクトショップmonterina(モンテリイナ)を視察。 どこにでもある道の駅とは違うコンセプトにしたいとの思いから全国各地の1000を越える特産品の品揃え、南信州の地酒「今錦」、何種類もの羊羮を揃えた羊羮コーナー、南アルプスをのぞみながらゆったり過ごせるカフェスペース、雑貨コーナーなど多機能の施設です。 自社農園の「ぱぱな農園」で栽培されたミニトマトやズッキーニの販売コーナーもありました。 本業の幅広い寒天製品は国道を挟んだ道向かいで販売されていますが、観光を兼ねた施設として観光客のみならず地域の皆さんにも愛していただきたいとの経営者の熱意がしっかり伝わってきました。 帰省したときなど良く利用させていただいていますが、かんてんぱぱショップで「寒天グラノーラ」すぐできる「キャラメルプリンミックス」など従来にはなかった新商品を購入させていただきました(^-^) 様々なアイデアについてどのような体制をとっているか伺わせていただいたところ「職員の1割、60人は開発に携わっている」とのこと。なるほどと納得できました!
産業観光企業委員会県内現地調査その①
- 2023.07.24
毛利議員が産業観光企業委員会の現地調査へ。
議会委員会現地調査の最初は伊那市にある県立南信工科短大。 上田市にも長野県工科短大がありますが、ものづくりの盛んな上下伊那地域から強い要望があり、平成28年に信大農学部のそばに開校しました。 機械システム学科(20人)電気システム学科(20人)がありものづくりのスペシャリストをめざして学んでいます。 令和5年に編入学特区に採択され県内の4大に編入学出来るようになりました。 2年でスペシャリストとして完結できるのではなく、在学中に経験する失敗と成功の積み重ねを通して道筋をつけたいとの学校側の話がありました。 6ヶ月の短期在職者・離転職者対象のコースもあります。 教室などを見学させていただくとNC旋盤など基礎をまなぶこととともにコンピューターを駆使して設計や加工など先端技術も学んでいて精緻でとても難しそうでした。 伺うと専門高校からの入学生が多いが理数系で学んだあと進学して来る生徒もいて、そういう子もきちんとやれるよう少人数で指導されているとのこと。 専門課程の1年生が数人のチームを組んで学習の成果として取り組む総合課題がアイデア満載で興味深かったです。 自動でひっくりかえるオセロゲーム。出てきたもぐらをセンサーで退治するもぐらたたきならぬ「もぐらたたかない」。指1本で動く車イスなど。 在校生73人中女子学生は1人。ものづくり女子の入学生がさらに増えることが期待されます。